山名 久須夜ヶ岳(くすやがだけ)標高:618.7m
所在地 〒917-0117 福井県小浜市泊
山行ルート エンゼルライン山頂駐車場〜蘇洞門入口〜蘇洞門〜蘇洞門入口〜久須夜ヶ岳(標高:618.7m)〜エンゼルライン山頂駐車場
活動距離 7.8km
活動時間 3時間31分(休憩18分)
難易度 ★★☆☆☆

 
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回は、いつもとちょっと違うパターンの山行です!
 
本来なら登山口から山頂を目指すのが王道の登山なのですが・・・今回は山頂のそばから、まず海に降りていくパターン!そして今度は下山した道を戻って登山←最後は山頂を訪れて締めっ٩(ˊᗜˋ*)و✧
 
下から上ではなく、上から下という珍しいコースルートで向かったのは日本海が生み出した奇石の芸術【蘇洞門(そとも)】です。
 
そして、ついでみたいなピークは久須夜ヶ岳(標高:618.7m)!!どんどんどんパフパフ♪ 今回は、そんなレアパターンなのに、半日で海も山も楽しめるお手軽山行レポです(*˘︶˘*).。.:*♡

エンゼルライン山頂駐車場からスタート♪

住所
福井県小浜市内外海半島
営業時間
7:00~19:00
定休日
12月1日~3月31日(冬期閉鎖)
アクセス
JR小浜駅から車で20分/舞鶴若狭自動車道小浜ICから車で約25分

 
7時のオープン目掛けて早朝にやってきたのは、福井県の小浜市にあるエンゼルライン♪今回の目的地である久須夜ヶ岳の頂上まで続く9.7kmの道路です。
 

 
エンゼルラインは1972年に開通して2002年までは有料道路だったようなのですが、現在は無料で通れます。駐車場もいくつかあって、今回は山頂に一番近い駐車場に車を止めてのスタートです!
 

 
駐車場へは一番乗りで貸切状態^^♪展望台にもなっている駐車場からは、海が見渡せて素晴らしい眺望です!!去年登って、これまた眺望の素晴らしかった青葉山もばっちり見えました♪

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7時28分山行開始!!


 
準備を整えて、さっそく山行スタートです!駐車場から久須夜ヶ岳(くすやがだけ)の山頂までは10分程で着いてしまうのですが、今回は山頂に行く前に一旦海に降りて再び登り返すというパターンです!
 

 
車道を下って行く事もできますが、山頂駐車場から一段下にある駐車場まで階段で降りる事もできます。階段を降りた先にトイレがあるので、まずはトイレに寄り道。和式ですが、ちゃんとトイレットペーパーもある綺麗なトイレでした(重要)
 

 
トイレのある場所も広い駐車スペースになっていて、こちらには車が止まっていました。この先は一旦車道に出てから山の中に入ります。
 

 
朝早いのと標高も600m近くあるので、肌寒いくらいです。何よりも下りなので、汗もかかずに快適に動けます♪下った分だけ登らないといけないことは考えない事にします( ・∇・)

蘇洞門(そとも)入口からトレイルイン♪


 
ガードレールの切れ目の道路脇に蘇洞門入口と書かれた標識があります。ここが蘇洞門に向かう為のトレイルコースの入口になります^^登山口というか下山口?
 

 
階段を登った先から綺麗な海が見えます^^海を見ながら、7時39分にトレイルイン!
 

 
綺麗に整備された道で、しっかりマーキングや道標もあるので歩きやすいです^^何より下りなので楽ちん♪♪
 

 
山頂付近から海を目指して、ひたすら山を降りていきます。時折カサカサと音がして、何やら動物の気配。道中の車からも鹿やたぬき、猫や烏などたくさんの動物達を見かけました。
 

 
急な斜面や、ロープを使うような場所もあって飽きない道のり。鳥の大合唱をBGMにしながら、時々蜘蛛の巣に引っかかったりしながら順調に高度を下げていきます←
 

 
1時間程ひたすらに下り続けます。限りなく海抜0mに近い所まで降りる事になるので、結構な下りっぷりですね!この日は快晴だったので、高度が下がる程になんとなく暑さを感じますが木陰なのでうっすら汗ばむ程度で済んでいます。
 

 
木々の合間から段々と青い海が見えてきました٩(ˊᗜˋ*)و✧もうそれだけでテンションがうなぎ登ります!
 

 
海に近づいてくると、コンクリートの階段が登場。階段を下っていくと、どんどん目の前に青が広がっていきます!!
 

 
空の青と海の青が混じり合う美しい眺望(✿˘艸˘✿)オハイブルーには敵いませんが、十二分に素晴らしいです!!
 

 
どんどん近づく蘇洞門!!もうあと少しという所で土砂崩れた箇所や何かしらの動物の骨が落ちていたりと、最後まで気の抜けないゾーンになっています・・・
 

 
屍を乗り越えると、海へと流れるダイナミックな滝!!滝の前には不動明王的な仏像が鎮座していました。そして滝からクルリと向きを変えると、そこには・・・!!

名勝 蘇洞門(そとも)


 
8時44分、蘇洞門到着!!日本海の荒波が創りあげた海の芸術!!断崖美と奇岩・洞門が繰り広げる壮大なマジカルビュー!!二箇所に空いた空洞は、大門・小門と呼ばれる蘇洞門の一番の見所!
 

 
全長は6キロメートルに及ぶそうで、1934年に「若狭蘇洞門」という名称で国の名勝に指定されています。
 

カトレアカトレア

古くは「外面」あるいは「背面」と書いて「そとも」と呼ばれていました。


カゲレアカゲレア

これは、一帯の海岸が小浜湾外に面していたからなのだそうです。



 
遊覧船で蘇洞門めぐりをしても、この場所まで来られるみたいです。静かで美しくて癒される海の芸術!
 

 
先ほどの滝は遠目で見るとこんな感じ。あとで調べたら、この滝は「吹雪の滝」という名称みたいです。
 

 
穏やかで波もなく、とても静かです。思ったほど水は綺麗ではないんですがw海を見ながら少し休憩。
 

 
たっぷりと蘇洞門を楽しんで、エネルギーチャージもできたのでこれからようやく山登りです(笑)

下山ならぬ登山!熊にビビりながら、来た道をリターン


 
9時05分、今度は山頂に向かって登りスタート!!駐車場までは、とりあえず来た道をひたすら戻ります。
 

 
さっき降りてきた階段を登っていると・・・往路にはなかった異変が!!緑色した大きなう○こが階段に転々と落ちています!鹿とかウサギとか草食系動物のコロコロした糞ではなく、人間のう○こをただ緑色にした感じ。サイズも人間サイズですが、かなりたくさんの量。階段にあったのですが、段ごとにボトボト落ちてる感じ?
 

 
さっきの屍といい、肉食系の大型獣のう○こに違いない!もしや熊??結構ホヤホヤの生まれたて感があったので、まだ近くにいるはず・・恐ろしくなって、ザックに入ってたけど使ってなかった熊鈴をここから大袈裟に鳴らしながら歩き始めました。
 

 
もし熊に遭遇したらどうしよう・・恐怖に慄きつつも、きっつい傾斜をひたすら登ります。往路は誰にも合わなかったのですが、復路では外国人も含めて結構たくさんのハイカーさんにすれ違いました。
 

 
こんな時はさっきのう○こ情報を共有すべきなのでしょうか?でも熊かどうか定かじゃないし、ただ緑のう○こを見ただけなのにビビらせるのもね?
 

 
復路は、登りの辛さ以上に熊の存在への恐怖感が打ち勝ってましたww
 

 
往路はひたすら下りで1時間位だったので、復路はその倍くらいかな?だんだん気温も上がってくる時間帯ですが、今度は高度も上げているので日陰は涼しいです。
 

 
最後に青い海が視界に広がった所で、最初にトレイルインした蘇洞門入口まで10時35分に戻ってきました^^
 

 
山道からエンゼルラインに出てきて、とりあえず熊に襲われる心配はなくなって一安心w 往路は駐車場から蘇洞門入口に降りてきましたが、今度は駐車場よりさらに上まで登って久須夜ヶ岳(くすやがだけ)の山頂を目指します!
 

 
山の中は木々の木陰になっていて涼しかったのですが、道路に出ると直射日光が暑いです!!!本当に綺麗な青空で良い天気(*˘︶˘*).。.:*♡
 

 
右側に朝立ち寄ったトイレが見えます。朝は階段からでしたが、そのまま道路を真っ直ぐ登って朝の駐車場へ!
 

 
なぜか山頂駐車場に続々と集結する自衛隊の車両。なんかの訓練が行われるのかな?それともやっぱり熊を退治しにきた?←
 

 
自衛隊カーを横目に、そのまま駐車場を通りすぎます。ガードレールで二股になった道の山側が、山頂への登山口になっていました。
 

 
山頂に続く道は、チェーンで塞がれていて車両は通れなくなっています。錆びたチェーンを乗り越えて、いざ山頂へ!
 

 
二股の道は途中で左右に分かれます。山頂に行くにはここで左折します。
 

 
さっきまでは何も遮るものがなかったのに、山頂付近になるとたくさんの木が緑のトンネルを作ってお出迎えしてくれています^^
 

 
登山口から10分も歩かないうちに、建造物が見えてきました。
 

 
久須夜ヶ岳の山頂にはテレビ局の中継所になっていて、鉄塔や基地局が建っているんです。つまり、もう山頂に着いちゃったー!

久須夜ヶ岳(くすやがだけ)標高:618.7m


 
10時50分、久須夜ヶ岳登頂٩(ˊᗜˋ*)و✧ちゃんと三角点もありました!
 

 
立ち入り禁止のフェンスの手前には、山頂標識もありました^^
 

 
駐車場からだと散歩レベルですぐ到着なんですが、一旦海に降りてから登り返しているので長い道のりになりました(笑)
 

 
熊に怯えつつも、無事に宇宙人と交信できそうな禍々しい設備までたどり着く事ができました!
 

 
再び来た道を戻って、自衛隊で賑わう駐車場へ帰ります。

カムバック!エンゼルライン山頂駐車場


 
10時59分、駐車場到着!!さっきよりも車両が増えただならぬ雰囲気の中、遠足でやってきた大勢の小学生達。出発時は貸切だった駐車場も子供達と自衛隊で人口密度が異常に高まってます(笑)
 

 
車に戻って、本日の山行はこれにて終了!おつかれ山でした(*˘︶˘*).。.:*♡
 

 
荷物を片付けたりしていたら、自衛隊員に出て行けとばかりに急かされたので慌ててお腹ペッコペコでエンゼルラインをおりて下界へ向かいます。

こだま食堂で満腹ランチ♪

住所
福井県小浜市川崎1-3
営業時間
11:30~15:00・17:00~21:00
定休日
木曜日

 
ネットで検索して、良さげだったこだま食堂さんへ♪11時30分オープンなのでちょうど良いやと思っていたのですが、すでにお店の駐車場はバイクで満車!!仕方なくすぐそばにある毎度お馴染み若狭フィッシャーマンズ・ワーフに車を止めて、歩いてお店へ向かいます。
 

 
お店に入ったのは11時37分だったのですが、すでに満席でしばしウェイティング;15分くらい待って、ようやく席につくことができました。めっちゃ人気店なんですね!
 

 
私がオーダーしたのは、鯖カツ丼です♪丼から溢れ出る巨大な鯖カツが、とっても美味しかったです(*˘︶˘*).。.:*♡ しかもこのお店は、丼ものをオーダーするとご飯のおかわりや、出汁茶漬け、カレー、味噌汁、お漬物などがおかわり自由なんです!さらにお茶やコーヒーも無料で飲める大盤振る舞い٩(ˊᗜˋ*)و✧
 

カゲレアカゲレア

おかわりしちゃって、お腹はち切れそうになったのは言うまでもありません笑

御食国若狭おばま濱の湯

住所
福井県小浜市川崎3-4(御食国若狭おばま食文化館内)
営業時間
10:00〜23:00
定休日
第3水曜日
利用料金
大人(中学生以上):650円
公式サイト
https://hamanoyu.biz/

 
満腹のまま次にやってきたのはお風呂です٩(ˊᗜˋ*)و✧こちらも若狭フィッシャーマンズ・ワーフから車ですぐの場所にある便利な立地。
 

 
『海草(あまも)風呂』、『美人の湯』、『漢方薬草風呂』、『竹炭水風呂』という小浜ゆかりの4つの湯めぐりが楽しめます!ちょっと湯温が高めでしたが、海も見られて良きお風呂でした^^♪ お腹も心も満たし、汗も流して大満足で帰路につきます。熊に襲われる事もなく、無事に生還できてよかったですw
 

カトレアカトレア

今回も大満足な山行でした!!!


カゲレアカゲレア

今度は、遊覧船での蘇洞門巡りもやってみたいな^^


やっぴこさんやっぴこさん

上から下、下から上といつもと違うパターンが新鮮だったね!


さて、次はどこの山に登ろうかな?プランを考えるのも楽しみの一つですね♪今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました(✿˘艸˘✿)次回もお楽しみに!