山名 | 竜ヶ岳(りゅうがたけ)標高:921m |
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所在地 | 〒601-0262 京都府京都市右京区京北細野町滝谷 |
山行ルート | 愛宕念仏寺駐車場~二の鳥居~表参道~愛宕山三角点峰(標高:890.06m)~竜ヶ岳(標高:921m)~龍の小屋~サカサマ峠~月輪寺登山口〜愛宕念仏寺駐車場 |
活動距離 | 12.9km |
活動時間 | 4時間45分 |
難易度 | ★★★☆☆ |
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回は、毎度おなじみの愛宕山へ♪ 当ブログでも何度も登場する愛宕山ですが、今回は表参道から愛宕山三角点峰へ。その後は、前回行きそびれた竜ヶ岳(りゅうがたけ)へ縦走しました。
京都の愛宕山、竜ヶ岳、地蔵山。この三つで愛宕三山と呼びます。
前回は裏参道で、地蔵山から愛宕山へ
今回、竜ヶ岳に登頂したことでついに愛宕三山制覇!
登りはいつもの階段地獄;下りは危険箇所の多い荒れた道で苦労しました;縦走する事で、いつもとは一味も二味も違う愛宕山を知ることが出来て、充実の山行でした♪ という訳で、今回は愛宕山からの竜ヶ岳縦走レポです(^^)
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)前駐車場からスタート
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2−5
- 駐車料金
- 無料
愛宕山麓にも駐車場がありますが、今日は少し離れた愛宕念仏寺の前にある無料駐車場に車を止めました♪ 少しくらいは、走らないとね!という事で、ここから愛宕山の二の鳥居までRUNします! 今日は7時40分スタートです♪
清滝トンネルを通り抜ければ近いのですが、トンネルをくぐらず試峠で坂道特訓!といいたい所ですが、さっそく歩いてましたw
二羽のカモさんの、お散歩シーンにも出くわしました^^こんなに近くでカモさんが歩いているのを見たのは、はじめてでした^^朝から平和で幸せ気分♪
試峠を超えると、見覚えのあるバス停が見えて来ました。前回は裏参道から登ったので、表参道からの登頂は約1年ぶりです!
いつものトイレで用を済ませw 二の鳥居から、まずは愛宕山を目指します♪
愛宕神社二の鳥居(あたごじんじゃにのとりい)標高:80m
二の鳥居をくぐったのは、8時ちょうどです。ここから、愛宕神社へと続く長い長い道のりのスタート! いきなりの急坂ですが、何度登っても辛さを忘れて又来てしまうんですよねw
ここから愛宕神社までは、約4kmの道のりです。山麓の駐車場には3時間で神社にたどり着けない人は、登るな的な事が書いてありました。さて、私達は今回どのくらいの時間でたどり着けるかな?
いきなりキツくて、すでにバテていますw 愛宕山って前半が特に辛いんですよね;幸いな事に、気温が低くて涼しいです^^
階段地獄が始まる前に、お助け水(標高:170m)に到着。こんなところで助けられているようでは、山頂までたどり着くのは諦めた方がいいでしょうw
それでは、階段はじめまーす!ついにここから、階段地獄のスタートです。どんどん口数が減り、ご機嫌が傾き始めますw こんなに山に登っているのに・・いまだに登りが苦手で、呼吸も荒いです。一体どうしたら楽にスタスタと登っていけるようになるのか、永遠の謎。
私が山に興味を持って、はじめてトレイルランニング用のシューズを履いて登った山がこの【愛宕山】でした。大晦日に初日の出を見るために登ったり、7月31日の千日詣りに来たりとブログを始める前から何度も登っていて、天王山の次に登頂回数の多い山です(笑)
ブログをはじめてからも、毎年必ず来ていますね^^今年もやっぱり来ちゃいましたが、実は縦走は前回の地蔵山がはじめてでした♪
そうこうしているうちに、水尾分かれ (標高695m)まで登ってきましたw
水尾分かれ (標高695m)
水尾ルートからの合流地点である、水尾分かれの休憩所に到着♪ 時刻は9時14分でした。いつもならここでモグモグタイムになる所ですが、今日は水分補給のみです。
さらに20分ほどあるくと、黒門(標高:840m)に到着。黒門をくぐれば、愛宕神社の境内に入ります。山頂までは、あと少し!
愛宕神社の手前の展望広場に到着♪時刻は9時43分。ここでトイレをお借りして、自販機もあるのでキリンレモンを購入!休憩ベンチで。ようやくモグモグタイムです♪
今日は、タンパク質たっぷりのチーズちくわですw 動いていると汗だくになりますが、山頂近くで休憩していると寒いくらいです。上着を着たり、脱いだりして体温調節。ここから愛宕神社まではすぐですが、今回もスルー
神社へと続く階段を登らずに、右側の道へ進んで愛宕山三角点峰へ
愛宕山三角点峰(標高:890.06m)
三角点到着は10時03分、登山口から約2時間で到達。2週間ほど前にやってきて、パワーストーンを置いてきたのですが・・・無くなっていました(´;ω;`)
前回残してきた、パワーストーン↑
ここまでは、何度も着た道です。今回は、この先の竜ヶ岳が大本命。
前回来た時に地蔵山から愛宕山三角点峰に向かう途中に、竜ヶ岳の分岐点があったのでひとまず分岐に向かいます。
一旦下って、また登るパターン。まっすぐ進むと裏愛宕方面ですが、右に折れます。竜ヶ岳山頂50分と書かれていますが、この道はとても歩きやすく、走る事もできるのでもう少し早くつけそう。
分岐点から約20分ほどで、山頂にたどり着くことができました^^
竜ヶ岳(りゅうがたけ)標高:921m
特に眺望もなく・・ベンチがあるくらいで、寂しい山頂w 到着は10時50分でした! 山頂の目印には、石がたくさん積まれたケルンに字が消えかけた木の看板がありました。
【竜ヶ岳】と書いてあっただろう形跡が残っていますw 今回も、パワーストーンを看板の上にそっと置いてきました。次に来た時に、残っているといいなw
とくに景色が見える訳でもないので、休憩もそこそこに下山します。駄菓子菓子!今回チョイスした下山道が、とても危険でやっかいなルートだったので登りと同じくらいの時間がかかってしまうのでした;
竜の小屋へ向かうデンジャールートで下山
いくつも下山道がある中で、まだ未開拓のルートで下りようとしたのが間違いでしたw
写真だと急勾配が伝わらないのですが、かなりの斜度!落ちたらヤバい・・そんな道ばかりが続きます。
やっと急傾斜が終わって、平らな道になったなと思っても・・今度は沢渡が始まるのですw
今までの愛宕史上で最も危険なルート(カトレア比)といっても過言ではない道が続き、その後は渡渉・・最近の山行は、靴を濡らさずに終えた事がありませんw
道もわかりにくいので、GPSで何度も確認。YAMAPの有料会員になった甲斐がありましたw 紛らわしい道もあるので、こまめに現在地を確認することはとても大切ですね。
かなり下界に近づいていますが、水辺なので涼しいです^^靴を濡らさずに渡れる橋があればいいのに。。
龍の小屋
地図上でも、ポイントの一つになっていた龍の小屋。地図では避難小屋となっていましたが、鍵がかかっていて中には入れません。誰かの秘密基地なのかな? 『樹下悠々』と書かれていますが、なんかいい言葉ですね^^
小屋の周りでは、何かの植物を育てている感じ。謎の小屋ですが、こんな所でゆっくり過ごすのも乙ですね。スマホも圏外になりがちなので、都会の喧騒から離れてデジタルデトックスにはもってこい!
その後は林道になり、危険箇所はなくなりましたがゴールまではまだまだあります。
妖精さんが出てきそうな、幻想的な雰囲気(^^)
ここにもあった首なし地蔵さん。周りにはお酒やら小銭やら、たくさんお供え物がありました。
この先の道がわかりにくくて、間違えて引き返しました。梨の木谷と書かれた、小さな木の看板とピンクのテープが目印。ここの道を曲がります。
また沢にでました(・∀・)滝のように上から流れてくる箇所もあって、水流の音が響き渡ります。
舗装路も半分崩壊していたり、倒木に遮られていたり・・かなり荒れています。
立ちふさがる岩を持ち上げて(笑)その先を進むと梨木大神の石碑がありました。
愛宕山では毎年のように遭難者が出ますが、今回の下山ルートだと遭難しても捜索は大変だろうなという感想;この後も倒木のトンネル。下をくぐれるから良いですが、道を完全にふさいでいたら迂回するのも大変そうです。
最後に沢沿いの橋を渡れば、また舗装路に出てきます。立入禁止のゲートがありましたが、この先は車も通れる道でした。
もう12時30分!思ったよりもずっと時間がかかってしまって、お腹もペコペコ。下りの舗装路になったので、ここからは走ります!
月輪寺の登り口に出てきました。ここまでくれば、一安心。もう知ってる道なので、一気に駆け抜けます!行きにも寄ったトイレに立ち寄って、その後は駐車場まで一目散。
左に登れば、行きに通った試峠ですが・・・もう坂を登りたくないのでw 清滝トンネル内を通って近道。
バスが行ったあとに、一気にトンネルダッシュ!暗くて狭いし、心霊スポットなので通りたくないのですが背に腹は変えられませんw
トンネルを抜ければ、あっという間に駐車場に到着!時刻は13時ちょうど、お疲れ山でした!
コーヒーショップ ヤマモト 嵯峨嵐山本店
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町9
- 交通アクセス
- トロッコ嵯峨駅 徒歩4分
- 営業時間
- 07:00〜19:00 LO18:40
- 定休日
- 木曜日
駐車場に戻った後は、車で移動して次の目的地へ♪今日は朝早く出発したので、山の上でのモグモグを最小限にして下界でランチ予定でした^^いってみたかった、1969年創業の歴史ある喫茶店へ♪ 自家焙煎コーヒが飲める人気店なので、平日のお昼過ぎでも混んでいました。
和牛サンドとフルーツサンドをオーダー♪ 先に出てきたのは、デザート感たっぷりのフルーツサンドw 山の後なので、こんなにハイカロリーな食べ物も罪悪感なく食べられますw
そして、うやうやしく後から登場した和牛サンド! レアで肉々しい高級サンドイッチですw フルーツサンドと和牛サンドをシェアしながら、とっても美味しいコーヒーと共に平らげました♪
お腹を満たした後は、毎度おなじみ京都桂温泉 仁左衛門の湯(にざえもんのゆ)で汗を流して帰路につきました。
まとめ
下山道が思ったよりも険しくて、予定よりも時間がかかってしまいました。愛宕山には何度も登っていますが、ルートを変えると全く違った表情を見せますね;どんな山でも、やっぱり備えよ、常にの精神が大切だと改めて思いました。
地図がなければ、もっと難航していたと思うのでこまめなルート確認も必要!夏に向けて、山へ行く機会も増える予定です。どんな時も万全の体制で安全な山行に臨みたいと思います(^^)
これで愛宕三山を無事に制覇!今回も最後までご覧いただき、ありがとうござました(*^^*)