山名 音羽山(おとわやま)標高:593.2m
所在地 〒607-0000 京都府京都市山科区小山長尾
山行ルート JR山科駅~旧藤尾小学校跡地~閑栖寺~佛立寺~大津算盤の始祖 片岡庄兵衛の碑~蝉丸神社~逢坂山関跡~登山口~音羽山~池の里~JR膳所
活動距離 5.6km
活動時間 2時間52分(休憩時間35分)合計時間:3時間27分
難易度 ★★☆☆☆

 
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今年も(個人的に)本格的な山シーズンが到来しました!今回の全・場・時間な山登りは、京都府京都市山科区と滋賀県大津市の境界に所在する【音羽山(おとわやま)標高:593.2 m】です!
 
音羽山は、江戸時代には小山と呼ばれていた京都市山科区の最高峰です!JR山科駅から歩き始めて、東海道の要所を散策しつつ登山口へ♪ 音羽山でピークハントした後は、JR膳所に向かって下山しました。行きはよいよい帰りは怖い!なハードな箇所もありつつも楽しく山行できました♪
 
冬場は天王山に通い詰めていましたが(笑) 天王山登頂50回チャレンジも無事終えたので、そろそろ他の山にも繰り出します(*^^)v
 
今回は、お手軽山初めにぴったりな【音羽山(おとわやま)】の山行レポです♪

JR山科駅スタート♪


 
9時にJR山科駅に集合して、駅前のセブンイレブンで水分や食料を調達してからのスタートです♪ 今回のパートナーは、以前に愛宕山への山行でも登場した蝉丸親子です^^
 


 
小学校1年生だったT君は来月から4年生!まもなく私の背を追い抜きそうな勢いで大きくなったT君と、ママとの3人で久々のタッグを組んで音羽山へ向かいます!
 

 
山科駅から京阪で大谷駅まで行けば、登山口まではすぐなのですが・・通った事のない道をゆくも又楽し!という事で、約4km程の道のりを歩くことにしました。



 
とりあえず京阪・大谷駅へ向かって旧・東海道を進みます。山科といえば、以前は小関越えから滋賀県を目指しましたがそれ以外の道を歩くのは初めて!

 

カトレアカトレア

旧・東海道は、江戸時代の五街道の一つで日本で最も著名な街道です。


カゲレアカゲレア

日本橋から、三条大橋までの約513kmに五十三次の宿場があるんですよ!


やっぴこさんやっぴこさん

今回は、三条大橋から大津宿に続く道の一部を通ったよ



 
歴史街道ならではの色んな石碑がありました。車や電車で京都~大津間を行き来することはありますが、こうして歩くのは初めて!たくさんの新しい発見があって、新鮮で楽しい(´艸`*)
 
カトレアカトレア

佛立寺


カゲレアカゲレア

大津算盤の始祖 片岡庄兵衛の碑



 
大谷駅が見えてきたら歩道橋を渡って、反対側へ。歩道橋の上から見えた桜越しのおけいはん(京阪電車)は撮れ高抜群のおススメポイントです!
 

 
鉄分を補給した所で、京阪の大谷駅に辿り着きました。駅前にはうなぎの有名店もあります!まだ登ってもいないのに←次回は別ルートから登って、下山後にうなぎランチすることに決定(´艸`*)
 

 
蝉丸神社水準点など見所も多くて写真も一杯なのですが・・山に登る前に文字数が多すぎるのでサラっと(笑)
 
カトレアカトレア

カゲレアカゲレア

水準点とは、水準測量に用いる際に標高の基準となる点のことです。

逢坂関跡(おうさかやまのせきあと)

所在地
滋賀県大津市大谷町22
交通アクセス
京阪大谷駅から徒歩で2分
公式サイト
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/969/

 
大谷駅から国道1号沿いに出ると、平安時代中期に不破関・鈴鹿関と共に〝三関〟のひとつとして交通の要所として名を馳せていた逢坂関跡があります。
 

 
盲であり琵琶の名手であった蝉丸は、この地に庵を結んだとされていて百人一首に取り上げられている〝これやこのゆくもかえるもわかれては知るも知らぬも逢坂の関〟の一首は、この地を通り過ぎる人の流れを詠んだものとされているそうです。
 

 
この場所は記念公園になっていて、トイレやベンチなど休憩スポットとしてもちょうどいいです。さて、ここでトイレを済ませていよいよ登山口に入っていきます。
 

 
初めての道をお喋りしながら歩いて、ここまでで約4kmでした^^♪

音羽山・大谷ルートから登頂開始!


 
ちょっとわかりにくいですが、大谷駅から逢坂関跡の公園に行くまでに大津絵販売之地 浜大津ハン六 2代目六兵衛の石碑があるので、その先にある坂を登ると登山口があります。
 

 
逢坂関跡の公園で一息ついて、出すもの出してから少し戻るというのがおススメです。ハン六の坂を登ると山に続く細い階段があるので、そこから音羽山登山の開始です♪ スタート時間は10時25分でした。
 

 
階段を登ると、一気に景色が変わります^^♪ やっと山に入ったと思いきや、一旦歩道橋を渡って国道を超えてから再び山に入ります。
 

 
天然と養殖、アナログとデジタルみたいな組み合わせ。街と山の架け橋を渡って、今度こそ音羽山山頂を目指します。
 

 
音羽山だけでなく逢坂山やその他の山にも高塚山、醍醐山などなど縦走ルートも豊富です。何度も色んなルートで楽しみたいので、今日の所は音羽山だけにしておきます^^
 

 
ここからのルートは東海自然歩道でもあるので、整備がされて歩きやすい道になっています。
 

 
道標もちゃんとあって、謎の栗坊アートのお陰で道もわかりやすいです。歩きやすく、迷いにくいけれどもそれは決して楽に登れるという事ではありません。
 

 
果てしなく続く階段地獄は、小学男子であってもアラフォー女子でも辛く険しい道のりなのです。
 

 
美しく咲いた、なんとかツツジが疲れた身体を癒してくれます(´艸`*) 「この木は〇〇に見えるね!」「この枝は〇〇でしかない!」そんなマジカルバナナを繰り広げながらゆっくりと高度を上げていきます。
 

 
階段からの階段。終わったと思ったらまた次の階段、というのをエンドレスリピートしながら山頂を目指すこと1時間。
 

 
山頂へはまだまだですが、ようやく階段ゾーンが終わって開けた場所に出てきました。路傍休憩地とかパノラマ台とか気になるキーワードの書かれた道標が次々出てきますが、全無視。
 

 
一心不乱にとにかく山頂へ。蝉丸くんは階段地獄で消耗して、すぐ休憩を取りたがります。「もうちょっとやから」と騙しだまし、とにかく山頂へ(笑)
 

 
山頂手前には広場のような場所があって、NTTドコモの音羽無線中継所がありました。中継所までの車道もあるので、チャリダーには人気のコースらしいです。
 

 
ここまでくれば山頂も間近で、眺望も抜群です♪♪ 
 

 
見晴らしがよく休憩用のベンチのある広場に到着。完全に山頂やん!と思って近づくとそこはフェイク山頂。本物はその先の鉄塔の前にありました!

音羽山(おとわやま)標高:593.2m


 
到着は11時50分。登り始めから1時間50分でようやく山頂に辿り着きました!音羽山の標高は593.2mで、山科区の最高峰です
 

 
抜群の眺望ですが、振り返ると鉄塔の鉄柵に山頂看板があります。山頂には三等三角点(点名:小山)が設置されていて、三角点も含めて山頂付近は京都府に属しています。
 

 
黄砂のせいなのか、少し霞んでいますが景色を眺めながらランチタイム♪♪
 

 
背中で揺られて潰れ気味なもち麦おむすびセット。山に登る前にも4km歩いて、しっかり体を動かしたので凄まじい勢いで栄養素が全身を駆け巡ります。

膳所方面へ下山開始♪


 
心もお腹も満たした後は、ルートを変えて膳所(ぜぜ)方面に下山します。休憩中に少し肌寒くなったので、蝉丸君はお色直し。どんな時も仙人スティックは手放しません。
 

 
木の棒、石ころ、松ぼっくり、そして苔玉と常に何かしらを大事そうに握りしめています。この苔玉ちゃんは、一番映える場所に置いて帰る事になったので切株の上に鎮座。今では滋賀県有数のインスタ映えスポットになっているとか、いないとか。
 

 
そんな事をしながら道なりに歩いていると、元の登山口に戻ってしまうので要注意!分岐点は確認しながら進みましょう。膳所方面は途中で右に曲がります。
 

 
蝉丸ママとは知り合って数百年になりますが、だんだん会話が退化して「あの時のアレがさ・・ほらアレ、アレ!」「これアレに見えるよね?」と汲み取り式になってきました。
 

 
年のせいでしょうか?それでもなんとなく察し合えるのが、竹馬の友の良い所ですね。
 

 
平和だった道のりが突如急変。今日一番のデンジャーゾーンに突入しました。手袋を装着し、一列でゆっくり慎重に進みます。
 

 
危険地帯の合間に広がるパノラマ!やっぱり山は良いですね、登りの辛さも下りの怖さも景色を見ると吹っ飛びます(*‘∀‘)
 

 
眼下にマザーレイク琵琶が見えてきました!!!ビバ琵琶!もう少しで下界に戻れそうです。
 

 
最後に杉の木ゾーン。小川もせせらいでいて、山の終わりを感じさせます。
 

 
いよいよ天上界と下界の境界です。まだまだ先は長いですが、天上界はひとまずここで終了!
 

 
登山口までの4kmも歩いているので、結構な歩数ですね^^♪ おつかれ山でした(笑)

滋賀のビバリーヒルズを抜けて膳所駅へ


 
この先は池の里・鶴の里と高級住宅街を通って膳所駅に向かいます。
 

 
青空に映える桜が綺麗で、山の中とはまた違う素敵な風景☆そういえば音羽山には桜の木が少なかったです。
 

 
ときおりチラリと見えるマザーレイクを目指して歩いて行くと、ようやく膳所駅前にでてきました。疲れたので、ちょっとコーヒーブレイクでもしようという事になりときめき坂を下ります。
 

 
この後、結局駅前にろくなお店がなくてOh!Me大津テラスまで歩く事になりました笑

Oh!Me大津テラス・ホリーズカフェ

住所
滋賀県大津市打出浜14-30 Oh!Me大津テラス1F
交通アクセス
JRびわ湖線「膳所駅」より徒歩約7分
公式サイト
https://hollys-corp.jp/

 
このお店は万年モーニングが食べられます!もはやモーニングと名付ける意味が謎な、トーストセットを15時のおやつにオーダー!
 

 
珈琲でほっと一息、ゆで卵でタンパク質補給、トーストで小腹を満たし、本日の山行は無事終了です。駅前でブレイクタイムしたい人は、大津駅まで歩く方が結果的に早くて楽です(笑)大津駅前にはスタバをはじめとする飲食店が多数あり、さらにJRは新快速が停車します。
 

 
普段歩かない道をあるくのは新鮮で楽しいですが、ブログは登山口から始めないとやたら長い記事になると知った2021年山初め。
 

やっぴこさんやっぴこさん

これからは、更新率が大幅UP予定なので要チェケラ!


カゲレアカゲレア

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(´艸`*)


カトレアカトレア

蝉丸親子もありがとう!また近々再来しようね!