山名 打見山(うちみやま)標高:1108m
所在地 〒520-0477 滋賀県大津市葛川木戸口町
山行ルート 清林パーク駐車場〜木戸登山口〜天狗杉〜クロトノハゲ〜ロープウェイ山頂駅〜水仙スポット〜打見山(標高:1108m)〜琵琶湖テラス〜クロトノハゲ〜天狗杉〜木戸登山口〜アートカフェDoji〜清林パーク駐車場
活動距離 11.9km
活動時間 6時間18分(休憩時間含む)
難易度 ★★☆☆☆

こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回の全・場・時間な山登りは、滋賀県大津市にあるリゾート施設「びわ湖バレイ」でお馴染みの【打見山】です!
 
冬場はスキー場として親しまれていますが、グリーンシーズンも琵琶湖テラスをはじめとした施設やアクティビティが大人気!標高差800mをたったの5分でワープできる絶景ロープウェイがありますが、もちろんそんな文明の力は不要なのがハイカーの健脚!!
 
今回はすもう公園でお馴染みの清林パーク駐車場(標高:112m)からスタートしてロープウェイ山頂駅のある打見山(標高:1108m)を歩いて目指します!さらに打見山から蓬莱山へ向かう斜面に植えられた約30万球のスイセンが見頃だったので、そちらも愛でつつマザーレイクを眼下に収めて参りました!!
 
そんな訳で今回は高低差ガッツリ!意外と疲れた【打見山】山行です(˘▿˘*)♫•*¨*•.¸¸♪

清林(せいりん)パーク駐車場からスタート♪

住所
〒520-0514 滋賀県大津市木戸966
公式サイト
https://otsu.or.jp/thingstodo/spot27
備考
24時間利用可・駐車料金無料・トイレ有

 
登山口の最寄りは「びわ湖バレイ」の駐車場ですが、休日は2000円かかる上に開門も8時30分でまだ開いてなかったので急遽駐車場を探して見つけた清林パークの駐車場。
 

 
この公園は「すもう公園」と呼ばれていて、この地出身で相撲四十八手の基礎を立案した「志賀清林」を記念して出来た公園なんだとか。トイレもあって時間制限もなく、登山口からもそんなに遠くないのでおすすめです!
 

 
公園の標高は112mなので、ほぼ1000m登る事になりますが、まだ8時6分なのでなんとかなるでしょう!準備を済ませて、さっそくスタート!!久々にYAMAPも出動です!
 

 
しばらくは民家や別荘地を進み、トンネルをくぐり抜けます。
 

 
湖西道路と並行する細い道を歩きます。犬のお散歩をしてる人に会いましたが、登山者っぽい人は全く見かけませんでした。
 

 
20分程歩いて登山口に到着。道標もあるので、わかりやすいです。

木戸登山口


 
キタダカ道と書かれた道標にしたがってトレイルに突入します。全体を通してとてもよく整備された道で、比良山系の山の中では一番歩きやすかったかも。ただし距離も高低差も半端ないので、やっぱり健脚向きです( ・∇・)
 

 
しばらくは登山道というか林道になっていて、車も通れる道になっています。左手に鉄塔も発見!
 

 
さらに山深い道に入って、まっすぐ伸びた杉林に。木陰がとても気持ち良いです。
 

 
所々に道標もあるので、道もわかりやすいです。ここは志賀駅へ向かう道と琵琶湖バレイの山麓の分岐点。ゴンドラに乗れば5分で山頂・・誘惑に駆られますが、今日は歩くんだ٩( ‘ω’ )و
 

 
正面に聳える壁は、大谷川砂防ダム。ここで道なりに右へ進むと城跡のような石垣が並んでいます。まだまだこの辺もハイキングコースという感じで、とても気持ちよく歩けています。
 

 
ダムをフェンスが囲っているので、フェンス沿いの道を進みます。鳥のさえずりや日差しを浴びてキラキラ輝く新緑が、登山シーズンの始まりを歓迎してくれています(個人的妄想)
 

 
歩きやすかった砂利道からゴロゴロとした岩道に変わって、だんだん歩きにくくなってきました。グネッと行かないように慎重に岩をよけつつ歩いていましたが、1時間程歩き続けて疲れてきたので、しばし休憩。
 

 
今日のおやつはセブンの半熟ゆでたまごです!タンパク質を補給して復活したので、再びがんばります!
 

 
突如現る「ホスの木場」。なんのことだかわからず調べたけど、みんなわからないって書いてます(笑)解説もぜひ書いておいてほしいですね。
 

 
さらに進んでいきますが、比較的緩やかに登っていく感じなので、おしゃべりする余裕もあります。出発から90分程歩いて、ようやくチェックポイントに到着!!!

天狗杉(標高:734m)


 
一際巨大な杉の木に「天狗杉」という名前がつけられています。地図上でもチェックポイントの一つになっているので、ようやくここまで来たかという感じ。標高は734mになりましたが、まだまだ先は長いですね:
 

 
写真に収まりきらないほど大きなサイズですが、樹齢は800年もあるそうです。杉林を通ってきましたが、ダントツで巨大!なんでこれだけこんなに育ったの??
 

 
ずっと木陰の樹林帯を進んできましたが、天狗杉をすぎた辺りから空が見えるようになって明るくなりました^^マザーレイクもチラ見え!
 

 
ここまでほぼ眺望もなくて、ただひたすら九十九折れてきましたが、心折れる事なく進めたのは絶景が待ってる事を知っているから。樹林帯も嫌いじゃないしね!
 

 
次のチェックポイントはクロノトハゲなのですが、これもよくわからないネーミング。多分禿げた感じに剥き出しゾーンなのかなと予測。
 

 
結局クロノトハゲはどこなのかよくわかりませんでしたがw地図的にはこの辺なのかなーという感じの場所に到着。

クロトノハゲ


 
クロノトハゲは花崗岩のザレ場で、ヘリコプターのレスキューポイントにも設定されてると後で調べて知ったのですがイマイチよくわからぬまま通りすぎてしまっていたようです。
 

 
たしかにハゲがちな場所でしたが、ヘリが泊まれるほどの場所なんてあったの?という感じ。もう少しわかりやすく標識とかあると良かったのですが、それも見つけられず。
 

 
そしてこの辺りから直登して急激に高度を上げます。ようやく数人ともすれ違いました。全然人に会わないと、道あってるの?って不安になりますよね。
 

 
ロープウェイの音もして、山頂に近づいてる感じがビンビンに伝わってきました!ちなみに山頂へはスキーや琵琶湖テラスを目的としてロープウェイでは何度もいった事があります。ロープウェイで打見山までワープして、そこからの歩いて蓬莱山というパターンでも行った事あるのですが、山麓から打見山への徒歩パターンは今回が初めてでした。
 

 
山頂に近づくにつれて人工物も増えてきました。ロープウェイがあるのにあえて歩くというのは、贅沢なようで変態行為ですね。
 

 
神仏を祀る祠のようなもの。隣には真心の塔と刻まれた石碑が建っています。
 

 
そしてこの辺からは所々絶景ポイントがあって、マザーレイクが丸っと見る事ができたりします。
 

 
無理矢理感否めない鳥居。天空の鳥居っぽくしたかったんだろうな。そして雄大な琵琶湖
 

 
蓬莱山の姿も見えてきました。でも蓬莱山は前にいったし、今日は打見山で十分だよね。3時間近く歩くと、せっかくだし行っておこうという気持ちよりも、ヘタレ根性が全面に押し出されます。
 

 
最後の神様ポイント。天命水と書かれていて、水が湧き出ています。でもここで水を飲まなくても山頂まであと少し我慢すればビールが飲めるよ!
 

 
建物が見えてきました!いよいよロープウェイの山頂駅です!打見山の山頂も駅側にあるのです!

ロープウェイ山頂駅


 
最後の階段を登れば人工ゾーン!山頂ゾーン!なのですが、あえて階段を登らずに先に蓬莱山の方に向かいます。
 

 
蓬莱山の山頂まではいかないけれど、山の斜面に植えられた約30万球のスイセンが見頃を迎えているんです!
 

 
山頂までロープウェイできた挙句にリフトで蓬莱山に向かう歩かない国の人達を見上げながら、私たちはどこまでも歩きます。
 

 
一角が黄色で埋め尽くされていますが、そこが水仙ゾーンです。
 

 
水仙の葉の部分がニラに似ているので、毎年ニラと間違えて餃子を作って食べた人がニュースに出てますよね!食あたりおこすのでダメ、絶対。

水仙スポット


 
標高1174mの蓬莱山の山頂付近にある2万平方メートルの斜面には、約30万球の西洋スイセンが咲き誇っています。 植えられているのは、ガーデンジャイアントなど3つの品種のスイセンです。
 

 
桜に桃にツツジに水仙、春になると色んな草花が咲き出して山も賑やかになってきますね(^ ^)
 

 
自分の足で季節を感じられるのは素敵な事!これからどんどんBBAになりますが、健脚を維持していきたい所存です。
 

 
水仙を楽しんだ後は、蓬莱山は見なかった事にして先ほどのロープウェイ山頂駅の方に戻ります。

打見山(標高:1108m)


 
ロープウェイ山頂駅のすぐそばに打見山の山頂標識があります。標高は1000mオーバーなので、結構寒いです!!日によっては真夏日と言われるような暑い日もありますが、今日は曇りで下界でも25度くらいだったので山頂は全然寒い!!
 

 
打見山の方にも水仙やチューリップがほんのり咲いています!ロープウェイとのコラボがいいですね!さて、時刻は11時11分、大体3時間くらいで到着しました。すでにお腹ぺこぺこなので、マザーレイクを眺めながらランチにしたいと思います。

琵琶湖テラス


 
昔はビッフェとかもありましたが、今はカフェのみになってました。ちょうど窓際の席が空いていてラッキー♪
 

 
コーヒーと冷蔵庫で冷やされた冷たいサンドイッチ。下界の倍以上する値段に驚いて写真を取るのを忘れました(笑)あまり美味しくもないので、買ってきて外で食べるのがおすすめ( ・∇・)
 

 
止まっていると汗冷えして寒いので、室内で暖を取れたのは良かったです。パラパラと雨が降りかけたりもしましたが、なんとか下山まで持ち堪えてくれて助かりました。

同じ道でピストン下山


 
寒い屋外から暖かい屋内で、冷たいサンドイッチと暖かいコーヒー。結局相殺されてよくわからない温度感のまま食事を終えて、来た道を戻って下界へ!時刻は11時54分、下りなので3時間はかからないはず。
 

 
急な階段。下りは山頂付近からクロノトハゲくらいまでの道がやや危なっかしいですが、そこを乗り越えたら楽勝。
 

 
5分で降りられるロープウェイを見上げながら、再び自分の足で歩くのです!いつものごとく同じ道なので、下りは写真が少なめになります( ・∇・)
 

 
相変わらずクロノトハゲがよくわからないまま、下山開始から50分ほどで天狗杉に到着。
 

 
下りは多くのハイカーさんとすれ違いました。琵琶湖バレイの駐車場だとオープンが遅いので、このくらいの時間になるのかな?犬を連れて登ってる人も多くて、今日はわんこ率も高め。
 

 
時間帯もあるのでしょうけど、下界に近づくほど体感温度が高くなって降りてきたな〜という感じがします。
 

 
登山口到着は13時40分、2時間弱で降りてこられましたね。ここからは舗装路の下りなので楽ちん。
 

 
下界ではツツジも綺麗に咲いていました。お昼に食べた冷たいサンドイッチではエネルギーが足りずに、すでにお腹が空いてきました(笑)近くのカフェを検索して、駐車場近くで見つけたので立ち寄る事に^^
 

 
スマホのない時代だと、きっとお腹を空かせたまま・・しかもコンビニもない時代だから悶絶していたんでしょうね、恐ろしや。

アートカフェDoji

住所
〒520-0514 滋賀県大津市木戸1022−2
営業時間
土・日・祝:11時00分~17時00分
公式サイト
http://doji.jp/wp03/

とってもオシャレなカフェで、後で調べたら以前は京都の北山にお店を出されていた有名カフェみたい
 

 
窓の外には綺麗なお庭とマザーレイクが見えます。トイレも素敵でいちいちオシャレ!
 

 
おしゃれが大渋滞な店内でしたが、コーヒーとサンドイッチを注文。山頂のサンドイッチよりも美味しかったのですが、また写真を撮り忘れました:今日はサンドイッチ三昧だったのに、コーヒー写真のみという大失態。ちなみに私はサンドイッチが大好きです(余計な情報)
 

 
お腹も満たされ、満足した所で駐車場に戻ります。カフェから5分かからないくらいの場所でした。
 

 
朝は駐車場も隣接している公園も誰もいなくて静かでしたが、子供達の遊ぶ声が賑やかです。
 

 
14時25分到着!6時間近くかかってやっと帰ってきました!!
 

 
距離が長かったので、さすがに疲れましたね;今日もお疲れ山でした(*˘︶˘*).。.:*♡

天然温泉 比良とぴあ

住所
滋賀県大津市北比良1039-2
営業時間
10:00〜21:00
定休日
年末年始
入浴料
大人(中学生~69歳) 620円
公式サイト
https://www.hiratopia.com/

 
車に戻った後は、移動して以前武奈ヶ岳登山でお世話になった比良トピアへ。

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しっかりゆったりと露天風呂で汗と疲れを流す事ができました^^ぬるめの露天最&高!!これにて今日の山行は終了。お天気がイマイチだったせいか、山頂もお風呂も空いていて連休中にしては人が少なかったです!人口密度が高いのが苦手なので、ちょうど良かった^^
 
まだまだGW真っ只中ですが、後半もしっかりと楽しみたいと思います。今回も最後までご覧いただき、ありがとうござました(*˘︶˘*).。.:*♡