山名 大天井岳(だいてんじょうだけ)標高:811m
所在地 〒671-2416 兵庫県姫路市安富町関
山行ルート 雪彦山登山者用駐車場~雪彦山登山口〜大天井岳(だいてんじょうだけ)標高:811m〜雪彦山登山口〜雪彦山登山者用駐車場
活動距離 3.5km
活動時間 3時間54分
難易度 ★★☆☆☆



こんにちは、好山病のカトレアです( ・∇・)♪ 今回は、5年ぶりとなる日本三彦山の一つ!兵庫県姫路市にある雪彦山に行ってきました!
 
40過ぎての5年間は、人間を退化させるものですね( ・∇・)前回は最高峰の鉾立山(ほこたちやま):標高:950mまでサクッと行ったのですが、今回のピークは大天井岳(だいてんじょうだけ)標高:811mのみ。
 
雪彦山の定義については、複数存在するのですが大天井岳(だいてんじょうだけ)標高:811mを雪彦山とする説もあるので、今回はその説を採用(笑)
 
水は低きに流れ、人は易きに流れると申しますが、老朽化の止まらないカトレアもどんどん楽な方を選ぶ様になってきてます( ・∇・)そんな訳で、今回は雪彦山・大天井岳への山行です♪

 


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雪彦山登山者用駐車場


 

住所
〒671-2101 兵庫県姫路市夢前町山之内
収容台数
25台
備考
駐車料金:無料・トイレあり

雪彦山への登山口は、雪彦山の南東にあって標高は270m程。登山者用の駐車場は賀野神社を過ぎて、登山口の手前の道路沿いにあります。9時過ぎに到着したら、すでに車がズラり。どうにか止めるスペースが空いていましたが、これから紅葉のシーズンになると争奪戦になるかもしれません。
 

 
駐車場から登山口と反対方面に少し進むと、トイレもあります。今回は使用しませんでしたが、発着点にトイレがあるのは安心ですね♪
 

 
秋晴れの晴天!見た目は暑そうですが、結構涼しくて、風が爽やかで気持ち良いです!登山日和とはこの日の事だ、と言っても過言ではないほど絶好のお天気でした!

雪彦山登山口


 
9時17分、準備を済ませて早速スタート!!!この時、まともな水分を持ってくるのを忘れた事に気がついてしまいました・・。あるのは買ったばかりの水筒に入った500mlの熱湯と熱中症対策として非常用にいつも持っているOS-1ゼリーパウチ 200gのみ。
 

 
とても心許ない装備・・付近を探してみましたが、コンビニどころか自販機もない・・車で街に戻ったら駐車スペースが危うい・・結局汗をかかない程度の速度でゆっくり登って、やばそうなら引き返すという事になりました。(良い子は真似しないで)
 

 
結論を先に言うと、涼しかった事もあって全然平気でした。でもあちこちピークを縦走していたら足りなかったと思うので、どっちみち今回は大天井岳で終える運命だったんだと思います( ・∇・)
 

 
さてさて、駐車場からはゆるやかな登り基調で舗装路を進み、バンガローを過ぎると一般者登山道と書かれた看板と階段があります。階段を登った先は、いきなりのトレイル!!
 

 
なかなかに荒れた道を急登して、途中で右手に進むと一つ目のポイント「不動岩」に。マーキングや標識がたくさんあるので、道筋はわかりやすかったです。今回もAコースで山頂を目指します。
 

 
ハイキングコースとは言い難い登山道。終始、こんなにハードな山だったっけ?という印象でした。
 

 
30分ほど登り続けると、今度は「展望岩」。なるべく汗をかかないように、今日はいつもよりゆっくりなペース。水分を我慢しすぎないように、30分に1回は必ずOS-1ゼリーパウチ 200gを一口飲むようにしました。
 

 
展望岩からの景色。絵の具をそのまま塗った様なスカイブルー!雲一つない晴天ですが、とても涼しかったので助かりました!
 

 
ようやく1000m以下の山でも快適に登れる気温になってきましたね!今年の夏はとにかく暑くて、低山にはとてもじゃないけど登る気になれませんでした;
 

 
スタートから1時間くらいゆっくり登り続けて、いよいよハードモードに突入!この先はロープゾーンや鎖場、岩場がこれでもかっていうくらいに登場します!
 

 
鎖場が多い山は、必ず次の日に腕周りが筋肉痛になります。普段使わない筋肉をふんだんにつかっている証なんでしょうね。もちろん明日も筋肉痛決定!
 

 
岩パラダイスの入口、出雲岩に到着。ここからはとにかく岩ゾーン、ロッククライミングの名所とも言われいるような場所になるのでただの登山者には鎖場地獄になります。
 

 
鎖場多過ぎ問題で、どの写真がどこなのか判別不能です。順不同ですが、鎖場のハードさだけでも伝われ!
 

 
クライミング使用の岩もたくさんありますが、こんなところをよじ登るんだと思うだけで身の毛がよだちます;
 

 
最初の鎖場を過ぎると見晴らし岩に出てきます。名前の通り見晴らしの良き場所で、冒頭のような映え(?)写真を撮る事ができます^^
 

 
ここからは山頂までは、ロープ場か鎖場かみたいな登りがずっと続きます。私は登りの鎖場は好きなのですが、下りは怖いんですよねー!
 

 

 
馬の背と書かれています。馬の背って結構いろんな山にありますが、ここの馬が一番背が高い・・
 

 
馬の背が最後の難関!この暴れ馬を乗りこなすと、ようやく山頂です٩(ˊᗜˋ*)و✧
 

 
振り向かずに、前だけみて山頂を目指しましょう!

大天井岳(だいてんじょうだけ)標高:811m


 
10時54分、ようやく大天井岳に到着♪懐かしき祠です!意識的にスローペースで登ってきた➕鎖場祭りだったので、いつもの山行よりもゆっくりです。
 

 
ここでようやく休憩!今回新登場のサーモスの山専用ボトル♪肝心な飲み物の写真を忘れてましたが、あたたかい梅昆布茶を頂きました。カップラーメンも持っていたのですが、ここで下山する事にしたので食べませんでした。HOTな飲み物があるだけで、心も体も温まっていいですね!
 


 
さて、5年ぶり2度目の大天井岳ですが、今日はここが雪彦山です(笑)雪彦山は日本三彦山の一つで、古より修験者の山として知られているそうです。
 

日本三彦山

 
三彦全て踏破していますが、雪彦山が一番ハードできついです;他の二彦さんは、危険度も少ないのでおすすめですよ!

地蔵岳・虹ヶ滝コースで下山♪


 
この先、いくつものピークがあるのですが今回は大天井岳で終了。同じ道をピストンするのではなく、地蔵岳・虹ヶ滝コースを通る周回コースで戻る事にします。
 

 
下りもまだまだ鎖場やロープ場が続くので、油断できません!安全な場所に出るまでは、ひたすら修行なのです。
 

 
下山道も道標はしっかりあります。そして途中で一般コース上級コースに分かれます。
 

 
どっちもどっちなんですが、ロープとか鎖がある方が下りやすそうだったので上級コースへ。すんごい長い鎖場で、とっても疲れました;
 

 
下から見上げるとこんな感じ。すごない?長ない?怖ない?
 

 
ようやくホッとした所で地蔵岳のピークに行く分岐に出ました。一旦は行こうとしましたが、またやっぱりよじ登り系の岩場だったので、そっと引き返して虹ヶ滝に向かう事にしました( ・∇・)
 

 
まだまだ鎖場はありますよー!これでもかっていうくらいに鎖場を登ったり下ったりできるのが、雪彦山なのです!同じ年代の方は、ネビュラチェーンって叫ばずにはいられないと思います(笑)

虹ヶ滝(にじがたき)


 
12時19分、やっと虹ヶ滝まで下りてきました。
 

 
もはやフーンって感じですが、虹ヶ滝周辺の岩場を乗り越えるとやっと安全と思える道になります。
 

 
普段使わない筋肉をふんだんに使い、水分の残量を気にしながら神経を使い集中力を使って距離や時間の割にはヘトヘトです。
 

 
ようやく岩場から解放され、よくある登山道に出てきました。雪彦山は滑落事故も多いそうなので、行かれる方は十分中止して無理せず登って下さいね!
 

 
もうおばちゃんは、安全で安心な平和な山行がええわ(笑)たまにデンジャーな山で刺激をもらうのも良いですが、やっぱり疲れちゃいますね;
 

 
やっとバンガローが見えてきて、登山口が近い事を悟ります。

雪彦山登山者用駐車場でゴール♪


 
トレイルが舗装路に変わり、懐かしい朝の光景が見えてきました!ただいま車ちゃん!やっと戻ってきたよ!膝を岩にぶつけて流血してるけど、無事に帰ってくる事ができました!今日もおつかれ山です!
 

 
距離と時間だけでは測りきれないですが、思ったよりも時間も距離も短くてびっくり(笑)13時4分に生還!食べるはずのラーメンを食べなかったので、お腹もぺこぺこ!この後はランチに向かいます!

時のレストラン 野(の)で健康ランチ♪


 
以前に雪彦山に来た時にもお世話になった山麓にあるレストラン♪美味しかった思い出しかないので、寄ってみました。予約なしだったので、売り切れ寸前でした!間に合ってよかった!
 

 
お野菜をふんだんに使った、ヘルシーで美味しいランチ♪テラス席にしましたが、暑くも寒くもなくとても心地よかったです!!食後にコーヒーとデザートも頂いて、今回の山行は終了!ハードでしたが、たまにはこういう山も登っておかないとね( ・∇・)今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡
 

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