山名 由布岳(ゆふだけ)標高:1,583m
所在地 〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上
山行ルート 由布登山口無料駐車場〜正面登山口〜由布岳(東峰)〜正面登山口〜由布登山口無料駐車場
活動時間 4時間09分
難易度 ★★★☆☆

 
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回は、ピュイーンと遠征して大分県の湯布院温泉でおなじみ由布市にある【由布岳(ゆふだけ)標高:1,583m】に登ってきました!!
 

カトレアカトレア

由布岳は、双耳峰を持つ美しく荘厳な姿から「豊後富士」と呼ばれているんです


カゲレアカゲレア

東峰と最高峰の西峰の2つのピークからなり、山頂には1583.28メートルの一等三角点(基準点名は「油布山」)があるよ!


ピークを2つとも制覇しようとしましたが、午後から雨予報だった事と西峰のデンジャーな鎖場に怖気づいて東峰だけになりました(・∀・) 迷ったら辞める!山ではそんな決断も大事ですよね?
 
東峰だけになりましたが、それでも行けてよかったです^^今回は一番メジャールートである正面登山口から東峰を攻めて、西峰の途中で引き換えして戻るという由布岳ピストン山行レポです♪

由布登山口無料駐車場からスタート

住所
〒874-0000 大分県別府市東山
利用料金
無料
利用時間
24時間

 
由布岳正面登山口のすぐ手前に、20台ほど駐車可能な無料駐車場があります。トイレや靴洗い場などもあって申し分ないのですが、朝の6時時点ですでにたくさん車が止まっていました! 
 

やっぴこさんやっぴこさん

満車の場合は、道路を挟んだ登山道の入口前に有料(500円)の駐車場があるよ!


準備を済ませて、さっそく出発です!

由布岳正面登山口からトレイルイン♪


 
駐車場から道路を渡ると、向かい側がもう登山口になっています。山行開始は6時16分、天気予報では12時くらいから雨予報なのでそれまでに下山するのが目標です。
 

 
朝早いのと曇っているので、少し肌寒いくらい;目の前に広がる雄大な山の姿!この周辺には何故か木がほとんど生えてないので、広々とした芝生公園みたい。
 

 
待ってろよ、由布岳!今からいくよ、由布岳!そんな感じの景色です(どんな感じ?w) 私達の出発準備中には、団体さんが登り始めているのが見えました。車の多さからしても、やっぱり人気の山なんですね^^
 

 
大草原をしばらく進んでいくと、ようやくトレイルイン。日向自然観察路を通るルートもありますが、合野超を経て山頂への看板の指し示す方向に進みます。
 

 
とっても私好みの雰囲気(*^^*) 岩がゴロゴロしている所もありますが、基本的にはとても歩きやすく良い道です♪
 

 
しばらく登るとトイレがありました。ここを逃すと、この先はもうトイレはないので出し切っておきましょうw
 

 
山頂までの距離表示もあって親切^^この地点で、すでに標高は1000mを超えています!京都だと一番高い山でも1000m以下なので、不思議な感じ。
 

 
紫のきれいなお花を咲かせる木、春ですね^^まだ暑くなりきらない今の時期が一番好き\(^o^)/
 

 
着々と登って標高を上げていきます。そういえば朝活も久々!日の出も早くなってきたし、朝も起きやすくなりましたね。
 

 
だんだんと大きな岩がゴロつき始めました。なだらかな登りだったのに、傾斜もきつくなってきます
 

 
登りはじめて1時間、山頂までいくと寒そうなので景色も良いこの辺りで朝ごはん(二回目)を食べま〜す!

絶景を見ながら食べる朝ごはん♪


 
朝イチでおにぎりを食べましたが、もうお腹ぺこぺこ!大好物のコーンパンをがっつり頂きました^^まだまだ先は長いですが、標高は充分高いので開けた場所では絶景をみることができます\(^o^)/
 

 
南側には倉木山・城ヶ岳・雨乞岳などなど山塊がばっちり!手前のこんもりした所が、飯盛ヶ城のようです。由布岳は、以前鶴見岳に登った時に山頂からみた姿がとっても美しくて、いつか登りたいと思っていました^^♪ たった今その夢を叶えてるよー!!!
 

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ちなみに由布岳は、約9万年前に鶴見岳とほぼ同時期に火山活動を開始した火山なんだそうです。



 
もぐもぐタイムを終えたら、山頂に向かってきつい傾斜に挑んでいきます!さっきまでの樹林帯とは違い、すっかり視界も開けて岩々しい道になりました。
 

 
後ちょっとなんだけど、最後が一番きついんですよね;見るからにきつそうな山頂の姿も見えてきています!

由布岳・まずは東峰への山頂アタック!


 
さて、ここが西峰・東峰への分かれ道。西峰の方がどうみても大変そうなので、先に東峰を攻めます!♪この地点での時刻は8時9分、ちょこちょこ休憩をはさみながらでも2時間弱でたどり着く事ができました。
 

 
荒々しい道のりが始まります。風も強くなり、寒いです!帽子が飛んでいきそうな突風〜!山でこんな強い風を受けるのは、三原山以来です。
 

 
登っていると暑いはずなんですが、さすがの強風に身体が冷えます;やっぱり山は舐めちゃだめだね!しっかり対策してきてよかった!
 

 
見下ろすと、こんな感じで湯布院盆地を見ることができます^^あとちょっと!この風と気温では、山頂には長居できそうにないですね;
 

 
足元がだんだんと赤土に変わって、最後に岩の塊。あの岩を登りきったら、いよいよ由布岳・東峰です^^

由布岳・東峰(標高:1,580m)


 
天空にそびえ立つ山頂標識!!8時24分に東峰登頂!曇り空なのが残念ですが、双耳峰の片耳を踏覇する事ができました\(^o^)/ 山頂には、出発前にみた団体さん達が陣取っていました。寒いし足場も悪いので、写真だけ撮って早々に退散。
 

 
お天気が良いと英彦山まで見渡せるそうですが、ご覧の通り完全なる曇りですw 黒い雲が雨が近づいている事をひしひしと感じさせます。先程登ってきた道を降りて、再び双耳峰の分岐まで戻ります。
 

 
お鉢巡りも出来るのですが、危険箇所が多いのと雨が降る前に下山したいので今回はパス。双耳峰だけで充分♪と思って西峰に向かったのですが・・・
 

 
先程の分岐を今度は西峰に向かって進んでいきます。湯布院西峰まで15分と書かれていますが、誰基準の15分なの?由布岳最大のミステリーw
 

 
東峰よりもはるかに岩々しくて、完全なる岩登りです。西からみる東峰。物凄い安全地帯に見えてくる不思議w
 

 
しばらく進むと鎖場が出現。この先はクライミングゾーンです。八海山で虜になったはずの鎖場ですが、今回のは手強い!
 

 
落ちたら一撃やな!と思いつつも、ネビュラチェーンにしがみついて必死に登っていきます。
 

 
もちろん写真をとる余裕などないので、下から撮ってもらった写真のみですが恐ろしさ伝わりますか? 直登の第一の難関を突破したと思ったら、見事に続くトラバース。ここでやっちゃいけない事をしでかします。なんと・・・下をみたら怖気づいた(笑)
 

 
怖くなってしまって、これ以上無理〜と引き返すヘタレ・カトレアさん(笑)由布岳の三角点は西峰にあるので、東峰だけで由布岳を制覇したことにはならないかもしれないのですが・・・雨が降り出す前に下山しておきたいというのもあるし、なんせ次の日はマラソンレースなので← 今回は東峰だけにして、引き返すことにしました。
 

 
ゆっくり時間をかけて慎重に進めば行けなくもない感じでしたが、一度怖いと思っちゃうと足がすくみますね;無理せず、こんな時は撤退。この潔さが自分の身の安全を確保する上で重要なんです(と言い聞かせる)
 

 
今日はピストンするので、来た道をひたすら戻って下山です。登りは大変だったけど、下山はさくさく。あっという間に降りてきました。振り返ると、さっきまで苦闘していた双耳峰の姿が!
 

 

カゲレアカゲレア

由布岳は、深田久弥が日本百名山に入れなかったことを後悔した山といわれているそうです!


やっぴこさんやっぴこさん

近年になって、登山家である岩崎元郎が自身の新日本百名山の一座に選定したんだよ!


駐車場到着は10時28分!少し小雨がパラついて来ましたが、予定よりも早く下山できました\(^o^)/
 

 
東峰だけになってしまいましたが、とても素敵な山でした!今日もおつかれ山!この後は、移動して今年初のアレをGETしにいきます^^

狭霧台展望台(さぎりだいてんぼうだい)

住所
大分県由布市湯布院町川上1946-14
お問い合わせ
0977-84-4675
売店営業時間
8:30~17:30

次の目的地へは反対方向になってしまうのですがw 由布市から別府市へ向かう途中に位置する「狭霧台(さぎりだい)」へ!ここは、標高約680mから由布院の町並みが一望できる展望スポットなのです。でも今回は景色が見たいわけではなく、売店が目当て♪
 

 
私は山ピンコレクターなので、この売店で販売している由布岳ピンを買いに来たのです^^♪どの山でもある訳ではないので、今年初の山ピンになります!
 

 
レジ横に置いてあった最後の1個!無事にGETできました\(^o^)/♪ この後は、大分名物のだんご汁を食べたりしながら、翌日のマラソン大会に向けて次の目的地へ♪
 

 
雨で中止かも・・と、前週は週間天気とにらめっこな日々でした;無事に午前中だけでも曇りになってくれて、念願の由布岳に登ることができました^^♪ 東峰だけでも大満足! 九州にはまだまだ素敵な山がたくさんあるので、また来たいなぁ(*´∀`) 久々の標高1000m超えは、とっても楽しい山行でした!
 

やっぴこさんやっぴこさん

今回も最後まで見てくれて、ありがとね!