こんにちは、カトレアです(^^♪ 前回の宝満山に引き続き、福岡満喫の観光&山行の第二段です!今回の山は・・今年の目標だった、三彦山(さんひこやま)制覇の最後の山となる【英彦山(ひこやま)】です!
兵庫県の雪彦山(せっぴこさん)から始まり、夏には新潟県の弥彦山(やひこやま)に登りました!そして今回は・・福岡県の英彦山(ひこやま)です!
英彦山は、南岳を主峰とする北岳・中岳・の3つの峰があるので、もちろん三峰を制覇♪ その後一旦下山してから、スロープカーで英彦神宮にお参りしました。
今回の登山ルートは、高住神社~北岳・中岳・南岳~高住神社です。南岳が一番高いのですが、中岳が英彦山山頂になります。三峰制覇を短時間でしたかったので、一般的なルートとはちょっと異なるのですが無事にピークハント出来ました。
今回は英彦山三峰への山行と、スロープカーでいく英彦神宮のレポになります♪
英彦山青年の家からスタート
- 所在地
- 福岡県田川郡添田町英彦山
- MAP
高住神社(たかすみじんじゃ)の登山口から登る予定で、神社の駐車場に向かったのですが・・今日に限って護摩行があるとのことで駐車場が使用できませんでした(・へ・)
仕方なく少し離れた英彦山青年の家に車を止めて、徒歩で高住神社へ向かいました。
豊前坊 高住神社(ぶぜんぼう たかすみじんじゃ)
- 所在地
- 福岡県田川郡添田町英彦山27
高住神社(たかすみじんじゃ)は、豊前豊後の開拓神である豊日別命(とよひわけのみこと)を祀る神社です。古くから人々の病苦を救い、農業や牛馬安全の神として崇められてきました。境内の石鳥居は元禄10(1697)年、青銅の神牛は天保9(1838)年に五穀豊穣と牛馬安全を祈願して奉納されたものです。
とっても立派な神社!石の鳥居をくぐると石段が続きます。とっても風情のある参道で、登った先にはそびえ立つ御神木天狗杉!
こちらは凄く立派な一本杉で、樹齢約850年~900年なんだそうです!
さっそく本殿にお参りをします。護摩行は午後から行われるとのことで、準備が着々と進められていました。
ここでは御朱印は貰わず、一目散に登山口を目指します!この登山口は一番標高が高い(標高約800m)ので、最短時間で登頂できるコースになります。
一般的には、別所駐車場から正面参道を登る人がほとんどなのだそうです。
そうすればよかったと、後で後悔(笑)
こっちからのルートは人も少なくて、険しいから気を付けてね
英彦山登山マップ
英彦山三峰!まずは北岳(標高:1192m)へ♪
登頂開始は8時47分でした。いきなり急坂!岩がゴロゴロしていて歩きにくい・・沢を登っている感じです。
手をついてもいいように、手袋も装着。数人すれ違いましたが、ほとんどこっちから登っている人はいないようです。
木の階段登場!あまり写真を撮る余裕がないくらい、険しい道です。思ったより辛いな~・・岩のせいで思うような歩幅やペースで進めなくて、しんどいです。クサリ場や、ロープ場もあります。所々岩にマーキングしてあったりするので、道はわかりやすいです。
ようやく開けた場所にでて、石の祠を発見♪ ここが北岳(標高:1192m)です。
ここでアクシデント!天気予報に反して、まさかの雨が降り出してきました(´・ω・`)
雨雲レーダーをチェックすると、すぐに止みそうな通り雨だったのでしばし雨宿り。
山の天気は変わりやすいといいますが、まさかの展開です(笑) 幸いすぐに止んだので、次は英彦山の山頂とされる中岳を目指します♪
英彦山山頂-中岳(標高:1,188 m)
北岳よりも標高が低く、雨宿りも含めて30分程で到着しました♪ 中岳(標高:1,188 m)到着は10時04分です。これでついに日本三彦山制覇です(´艸`*)
北岳と違い、山頂感が漂っています。人もたくさんいて、休憩所もありました。山頂から少し登ったところに英彦山神宮の上宮があるので、行ってみること♪
山頂付近は標高が高いためか、すでに紅葉している木が多くて綺麗です♪ 色とりどりで風情がありますね^^
石段を登ると、上宮に到着です♪ 中岳頂上の英彦山神宮は我が国三大修験場の一つで、幾多の遺跡があるそうです。台風のせいなのか?地震のせいなのか?基礎が壊れていて、いまにも崩れてしまいそうな木造の建物でした。
「扉を開けたら中に入れますよ」と教えてもらい、木の扉を開くと・・中に神様が鎮座されてました!
こんな所にも落書きがたくさんあって、悲しくなります(´・ω・`) お参りをすませ、外にでて景色を堪能♪
曇り空だったうえに、この日も黄砂が酷くて霞んでいますが見晴らしは抜群です♪ 次に目指すのは英彦山の主峰・南岳です!
英彦山主峰-南岳(標高:1199m)
一旦下がって、また登ります。南岳は一番標高が高いですが、そんなに標高差もなく距離も近いのですぐ到着しました。
南岳(標高:1199m)に到着♪ 時刻は10時20分です。こちらにも鳥居と祠がありました。英彦山(ひこさん)は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる山で、北岳・中岳・南岳の3つの峰があり、最高点はこちらの南岳(1,199m)です。
北岳と南岳は、中岳に比べると少し寂しい感じ。やっぱりメインは、中岳なんですね。
南岳から見た中岳です。霞んでいるのが残念ですが、紅葉していてとても綺麗です。晴れ渡っていたら、絶景だったと思います^^
英彦山は日本百景・日本二百名山の一つでもあり、国の史跡に指定されています。サクサクと記事は続いていますが、結構登るのは大変でした。
三峰を制覇した後は、再び高住神社へ戻ります。登りが大変ってことは、もちろん下りもそれなりに大変なのです(笑)
無事に高住神社に戻ってきたのは、11時40分でした。護摩焚きは13時から行われるそうで、着々と準備が進められていました。
神社を後にして、一旦駐車場へ戻り車で英彦山花園スロープカー(ひこさんかえんスロープカー)の駅まで移動します。
英彦山花園スロープカー(ひこさんかえんスロープカー)花駅
- 所在地
- 福岡県田川郡添田町大字英彦山1487
- 利用可能時間
- 8:30~17:00
- 料金
-
- 幸駅~花駅 片道210円(4歳~小学生100円)
- 花駅~神駅 片道310円(同200円)
- ※全線(幸駅~神駅)往復券 830円(同400円)
英彦山花園スロープカー(ひこさんかえんスロープカー)は「英彦山神宮」の参道沿いに「神駅」「参道駅」「花駅」「幸駅」の4駅で結んだ全長849メートルのスロープカーです。
参道スタート地点の銅の鳥居からスタートする「幸駅」から乗りたかったのですが、駐車場が満車だったので銅の鳥居だけ先に少し散策したから「花駅」へ向かいました。
お昼時でお腹ペコペコだったので、花駅の前でしし汁+鶏飯セット(500円)を食べました♪
しし汁が具沢山で、とっても美味しかったです!参道には色々お店が出ているとばかり思ってましたが、そうでもなかったです(笑)
お腹がいっぱいになったところで、「花駅」からスロープカーに乗って「神駅」へ向かいます♪
あっという間に「神駅」に到着♪ スロープカーに乗らない場合は、30分程ひたすら石段を登って英彦山神宮奉幣殿(ひこさんじんぐうほうへいでん)へ向かうことになります。
英彦山神宮奉幣殿(ひこさんじんぐうほうへいでん)
福岡県で唯一の「神宮」で、天照大御神の御子神、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を奉る神宮なのだそうです!
こちらでも護摩焚きをやっていたようですが、すでに終了していました。消防の人が火消し作業していました。
さっそくお参り!老若男女たくさんの人達で賑わっていました。お店とかたくさんあると思ってたのですが、そうでもないです。
御朱印も頂きました!
この先、中岳を目指すコースが一般的な登山道になります。事前情報によると正規ルートで3峰制覇すると6時間30分かかるとあったので、高住神社からのルートにしましたがスロープカーを使えば、もっと短時間で行けたかもしれません。
帰りはスロープカーは使わずに、石段の参道を花駅まで下りて本日の山行は終了です♪ 最後に本日のルートのおさらいです♪
まとめ
今回の登山ルートは、高住神社~北岳・中岳・南岳~高住神社です。
高住神社の登山口は標高が800mもあって、一番最短で三峰に行けるルートになります。先に三峰制覇した後は、一旦下山してスロープカーで英彦山神宮奉幣殿(ひこさんじんぐうほうへいでん)へ♪
沢登り・岩場・クサリ場・ロープ場・ハシゴ・階段!
様々なアトラクションのある変化に富んだコース(笑)
短時間で登れる分、難所の多いルートだよ!
これで2019年の目標でもあった、三彦山全てに登り切ることが出来ました!
英彦山が、三彦山の中で一番ハードな山道でした!
一番賑やかで楽しかったのは、弥彦山かな
雪彦山も、三彦制覇のきっかけになった素敵な山だよ!
今回は英彦山だけでなく、前日には宝満山にも登っています^^♪ こちらもハードですが、短時間でサクッと登れておススメです!
山行も観光も楽しんで、もちろんグルメも堪能しました(´艸`*) フェリー泊を含む3泊4日の九州旅行でしたが、とっても楽しかったです♪ これからも日本全国津々浦々、色んな場所に行きたいです(*^^*)
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました(´艸`*)