山名 | 瓜生山(うりゅうやま)標高:301m |
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所在地 | 〒606-8156 京都府京都市左京区一乗寺松原町 |
山行ルート | キョウテク西賀茂車庫南パーキング〜八大神社〜狸谷山不動院~瓜生山~清沢口石切場~白幽子厳居之跡~史蹟 石川丈山墓~麻辣湯麺BAOBAO~上賀茂神社〜キョウテク西賀茂車庫南パーキング |
活動時間 | 1時間15分 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回の安全・近場・短時間な山登りは、京都一周トレイルの東山コースの一部でもある【瓜生山(うりゅうやま)】です♪
山登りというよりも、メインは狸谷山不動院&上賀茂神社へのマラニックだったのですが・・・ほら、そこはやっぱり(・∀・)
そこに、山があったから
となるのが世の常、カトレアの常!
狸谷山不動院の奥の院でもある瓜生山山頂まで行った後は、下界に降りて世界遺産・上賀茂神社へ♪ 山だけでなく、寺社もグルメもRUNも楽しむ盛りだくさんなトレマラニックです(*^^*)
走らない人でも、車や公共機関をつかってピンポイント観光もオススメ♪ 今回は、京都の北山エリアでのトレマラニックレポです!!
キョウテク西賀茂車庫南パーキングからスタート♪
- 住所
- 京都府京都市北区西賀茂柿ノ木町1
- 営業時間
- 24時間
- 駐車料金
-
- 料金前払い式 12時:350円
- 料金前払い式 24時間:400円
今回は、上賀茂神社から1kmちょっとの所にある駐車場に車を止めました♪ すぐ近くにコンビニもあるので、何かと便利^^準備を整えて、9時32分にスタート♪
まずは7kmほどガッツリ走って、まずは狸谷山不動院のある一乗寺へ!!RUNしない人は、狸谷山不動院にも駐車場があるので、大丈夫です(笑)
八大神社(はちだいじんじゃ)
- 所在地
- 京都府京都市左京区一乗寺松原町1
- 交通アクセス
- 叡山電鉄[一乗寺駅]より徒歩10分
- 受付時間
-
- ご参拝:終日可能
- 御朱印・授与品9時~17時
- 御祈祷※要予約 10時~16時
- 公式サイト
- https://www.hatidai-jinja.com/
ゆっくり走って、10時28分に到着しました!実は今回はブログに書くつもりがなかったので、全然写真を撮っていませんでした;目的地に到着してから、やっぱり書こうかな〜と思い立ちここから撮影スタート(笑)
この八大神社は、狸谷山不動院の手前にあります。存在すら知らなかった神社なのですが、なんだかとても風格があって宮本武蔵が、境内地である「一乗寺下り松(さがりまつ)」に於いて吉岡一門と決闘し、その決闘の前に奉拝した神社としてしられているんだそうです!
階段を登ると拝殿の前には、宮本武蔵の像があります!すぐ近くには、には決闘当時の「下り松」古木が祀られています。
宮本武蔵といえば・・巌流島のイメージが強すぎて、全くノーマークでしたね!まさに灯台下暗し!
参拝を終えて、次はいよいよ今日の本丸『狸谷山不動院』に向かいます。
狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)
- 所在地
- 京都府京都市左京区一乗寺松原町6
- 営業時間
- 9:00~16:00 ※状況により変更となる場合あり。詳細はホームページを要確認
- 公式サイト
- http://www.tanukidani.com/
平安時代に桓武天皇が都の北東に位置するこの場所に鬼門封じとして不動尊を安置したのが狸谷山不動院の始まりだと言われています。
狸谷山というだけあって?ズラリと並ぶタヌキさん達。まるで信楽にやってきたかのようです(笑)
赤い鳥居の立ち立ち並ぶ参道が並行してありますが、鳥居の先には白龍弁財天があります(今回はスルー)
鳥居を眺めながら横の道で、本殿へ向かいます。狸谷山不動院の本殿へは、階段を250段登らないとたどり着けない修験道のような道のりになっています!
階段の途中には、弘法大師の像や七福神など・・和洋折衷・神仏習合で色んな応援部隊に励まされながら急な石段を登っていきます。
250段の階段を登りきった先には、まるで圓教寺や清水の舞台のような懸崖(けがき)造りの本殿が目の前に!
さらにそこから女厄坂と刻まれた石碑の奥にある階段を登って、本殿へ!
この階段を登ると、一段ごとに厄が落ちるんだそうです!ちなみに本殿前には「男厄坂」があります。ガッツリと厄を落としながら階段を登ります、もちろん階段は33段!登りきって、再びパチリ★
入山料(拝観料)500円を納めると、今なら狸谷不動明王特別洞窟内陣参拝が開催中です。でも今回の目的は、本堂の手前から奥の院に向かうハイキングコースなのです♪
ハイキングコースで、奥之院のある瓜生山山頂へ♪
階段を登ると、その先は山道になります^^不動明王の使者である三十六童子が奥之院までの道案内をしてくれるシステム!
まずは、第一番の矜迦羅童子(こんがらどうじ)。三十六童子(さんじゅうろくどうじ)は、その名を唱えれば悪霊は退散し、崇拝する者を守護して長寿をもたらすそうです!
その先を少し進むと火渡り行入口の案内板と元勝軍地蔵尊道の石碑がありました。
毎年7月28日には「狸谷山火渡り祭」が行われています!
この道は、瓜生山への近道になっています。
こんな感じで山道なのに、色んな見所のあるコースになっています^^
一面が落ち葉に覆われていて、フカフカを通り越してザックザクです(笑)道が見えないので、落ち葉の下が意外と深かったり根っこが隠れていたりするトラップ。
第九番の召請光童子(ちょうしょうこうどうじ)は屋根がなくなってむき出しになっていました;
歩きやすいハイキングコースとはいえ、完全な山道なので足腰に自信のない方には結構辛いかも知れません。
ずっと登りだったのに、第十八番の利車毘童子(りしゃびどうじ)の先から下り始めます。あれ?道あってる?となりますが、矢印を信じても大丈夫(笑)
第十八番から下っていくと、第十九番の法狭護童子(ほうきょうごどうじ)!ずっと順番に童子を撮っていたんですが、こんなに童子の写真ばっかりいらなくね?となったので、ブログ内ではかなり端折ってます(・∀・)
こんな感じでずっと落ち葉の絨毯。下り道だとよくわかります。この落ち葉達が風で飛んでいってなくなると、地面が露出して冬らしい淋しげな雰囲気にかわるんでしょうね!
第二十番の因陀羅童子(いんだらどうじ)をすぎると、道案内の看板が!奥の院頂上近道と、三十六童子順拝道とで道が二手に分かれます。
はい、もちろん近道を進みま〜す!ちょっとでも楽な道を行きたいタイプ(・∀・)
近道を進んでいくと『京都一周トレイル 東山59-4』の道標を発見!この時はじめて、ここが京都トレイルのコースであることを知りました。比叡山に縦走できるんですね!
京都トレイルに入ると、より歩きやすい道になりなした。道標に従って進んで、次の59-3まで来ると奥の院のある山頂です\(^o^)/
瓜生山(うりゅうやま)標高:301m
山頂到着は11時12分でした!瓜生山の山頂は昔に山城があった場所なので、とても拓けています。東山三十六峰の一つでもあります!ただ看板のみで、三角点などは見当たりませんでした;
朱色の祠は、奥の院の幸龍大権現(こうりゅうだいごんげん)。祠の裏手に回ると、お地蔵さんもあります。
瓜生山は、六角定頼が山頂に安置した勝軍地蔵にちなんで勝軍地蔵山とも呼ばれています^^
瓜生山のという山名は、山に現われた牛頭天王がキュウリを好物としたことからなんだとかw
カトちゃんは、キュウリが食べられないけどね!
ピークハントした所で、再び巡礼道を通って下山します。
先程の続きの三十六童子を巡礼していきます。第二十五番の僧守護童子(そうしゅごどうじ)を過ぎたあたりから、急に道が険しくなって厄除坂とかかれた鎖場が登場!
本来なら鎖を使わなくても下れそうな坂なのですが、落ち葉で滑るので鎖を使って慎重に降りていきます。
半分壊れた恐ろしい橋もかかっています(笑)本殿は見えますが、絶対に近道しないでと書かれた札が立っているので順路通り進みましょう!
こわごわと橋を渡ると、たしかにチラリと本殿が見えますが、グリーンのネットが張られショートカット出来ないようになっています。
ここからまでくると、ようやく童子さんも第二十九番に。
そして、第三十を過ぎると衝撃の看板を発見!
道は山頂か本殿の2択、さっき近道したのは意味ないやん!どっちにしろ来た道をもう一回行かなければいけないみたいで、狸に化かされた気分(笑)
まだ三十六を回っていませんが、ここで巡礼道からは離れて京都トレイルの道で街に降りることにします!
どこもかしこも山一面が落ち葉まみれです。落葉広葉樹は、咲いているときは良きですが・・落ちて積もると足元が見えなくなるので、潜むトラップに要注意ですね!
清沢口石切場(白川の採取場跡)
ズンズン下っていくと、清沢口石切場(白川の採取場跡)と書かれた看板を発見!この辺りにはたくさんの石切り場がありますが、この清沢口石切場が一番大規模だったようです。
石切場からは、まだまだ下って行きます。京都トレイルの58-2までくると、行き先に近道やバツ印のついた分岐が二箇所もあるようなので間違えないようにチェケラ!
途中でコースを外れる予定ですが、まだしばらくは京都トレイルの道標のお世話になります。
とっても雰囲気の良い道が続きます(*^^*)時々思ったより深い場所があるので、転けそうになりつつも順調に前進!
白幽子厳居之跡
ちょうど分岐する辺りに、また何やら石碑と看板が建っています。白幽子厳居之跡で『夜船閑話(やせんかんな)発祥の地』とあります。
白幽子さんは、江戸時代前期から中期にかけての隠士・書家です。
夜船閑話というのは、今で言う心理学的な心身を整えるリラクゼーション法だよ!
また、白幽子は石川丈山の弟子・石川克の弟と言われています。 晩年はこの場所に隠棲して、里人から仙人と呼ばれていたそうです!
そろそろ正午も近くなり、お腹も空いてきたので巻気味で下ります(笑)京都一周トレイルの57-1を過ぎて、その次の分岐でコースを離れます。
縦の棒に少し見えにくいですが、手書きで白川通一乗寺と書いてくれていました!この手書き矢印のさす斜め左の道に進んでいきます。
ここが一番間違えそうなポイントですが、ここさえしっかりマークしておけば後は基本的には道なりです♪
史蹟 石川丈山墓
またまた石碑!今度は階段もあって、先程よりも一段と立派です。石川 丈山(いしかわ じょうざん)のお墓と書かれてますが、石川さんは、江戸初期における漢詩の代表的人物で、儒学・書道・茶道・庭園設計にも精通していた人物です、
さっきの白幽子さんもそうですが、全然知らない人物でした;まだまだ勉強不足ですね(・∀・)歴史って奥が深い!
石川さんのお墓を過ぎると、すぐに下界に出てきました。下山時刻は、11時57分。もうお昼!!
ここからは再びRUNで移動♪一乗寺といえば、ラーメンが有名なのでどこかでお昼にしたいと思います。
麻辣湯麺(マーラータン麺)「BAOBAO」
- 住所
- 京都市左京区一乗寺大新開町21-5
- 電話番号
- 075-286-4658
- 営業時間
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- 火~金 17:30~22:30(LO)
- 土日祝 11:30~22:30(LO)
- 定休日
- 月曜日
下界に降りて、1km程走って見つけたお店に入りました^^京都初となる麻辣湯麺(マーラータンメン)専門店なのだそうです!
麻辣湯麺とは中国発祥の、麻「山椒の痺れる辛さ」と辣「唐辛子の辛さ」味のスープ春雨のことです。
人気の秘訣は「野菜をたっぷりと摂れる」「春雨でヘルシー」「香辛料で体調を整える」ところなんだって!
20種以上の漢方や香味野菜をブレンドした本格白湯スープは、辛さも5段階から選べます。トッピングも選べますが、私はおまかせにして辛さを3にしました♪ 体もあたたまるし、とっても美味しかったです\(^o^)/
お腹も心も満たした後は、4km程走って次の目的地へ!鴨川沿いを走ると、京都に来たな〜って感じがします♪
ポカポカ陽気で、走っていると汗ばむくらい!走ったり歩いたりして、次にやってきたのは・・
賀茂別雷神社(上賀茂神社)(かもわけいかづちじんじゃ(かみがもじんじゃ))
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂本山339
- 拝観時間
- 5:30~17:00
- 交通アクセス
- 地下鉄烏丸線北大路駅から市バスで15分
- 公式サイト
- http://www.kamigamojinja.jp
世界遺産にもなっている『上賀茂神社(かみがもじんじゃ)』です!正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)で、厄除、八方除、電気の守り神、午年守護神として賀茂別雷神を祀っています。
青空に映える朱色の美しい鳥居!京都で最も古い神社の一つなのだそうです!
2015年に第42回式年遷宮が執り行われたので、とてもキレイですが工事中の箇所もたくさんありました。
とても人が多いイメージですが、この日はそうでもなかったです。中はすっかりお正月仕様になっていて、すでに虎が飾られて丑さんからはバトンタッチ済でした;
下鴨神社へは、結構いくのですが上賀茂神社はあまり行かないので新鮮★格式の高さがところどころに伺えます。
お参りを済ませた後は、再び1.6km走って駐車場に戻りました。RUNはトータル14km程でしたが、山歩きもしたので結構な運動量!寒くなるとなかなか山に行かなくなるので、山ちゃんねるの更新頻度が下がるのですが(・∀・)来年は樹氷をみにいきたいな〜!また更新出来るように、冬山も攻めたいと思います!
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました!!!