こんにちわ、カトレアです(*^^)v
私の住む関西では、気温も10℃を下回る日がふえてきて冬本番という感じです。冬は走るにも山に登るにも着替えや荷物が増えるのが難点ですね!
私は軟弱トレッカーなので、雪の中を歩くような冬山にはいきたくないのですが(笑)気軽に日帰りで行けるお山も、関西にはたくさんあります。
今回のお山は兵庫県姫路市にある書写山(しょしゃざん)です!
とっても言いにくい名前なので
『しょしゃじゃん』って言ってしまうのですが(笑)
山頂には西の比叡山といわれるほど寺格の高い『圓教寺』があります。
西国三十三所のうち、最大規模の寺院なんだって!
ロープウェイの誘惑に駆られてしまいそうになりますが、しっかり地に足つけて歩いて登ってきましたので今回は書写山登頂レポになります♪
一時間程で気軽に登れる山で、お寺も見ごたえ充分でした! 冬だし山登りはちょっと。。という人にもおススメなので、ぜひ参考にしてみてください!(^^)!
スタートは書写山ロープウェイ・無料駐車場
今回は車で大阪方面から、中国自動車道を通って夢前スマートI.Cより20分の場所にある書写山ロープウェイの駐車場まで。こちらには無料駐車場があります。山麓売店やトイレもあるので、準備万端で出発できます。
姫路市 書写山ロープウェイ
〒671-2201
兵庫県姫路市書写1199番地の2
TEL 079-266-2006
*
電車の場合は・・JR姫路駅からバス【所要時間28分 運賃270円】
もちろんロープウェイで、びゅーんと山頂までいくこともできます^^♪ 私たちは売店を横目に登山道へ!
駐車所からは登山道の目印が出ているので、わかりやすいです。途中で「東坂露天満宮」へ行く道があって、ちょっと紛らわしいのでそこだけ要注意!
道真さんトラップに引っかからないように、水路沿いを進んでいきましょう!
一番ポピュラーなのが「東坂」なのだそうですが、選ばずとも矢印の方向に進んでいくと「東坂」ルートになります。
弁慶が長刀を研いだ「砥石坂」
登山口には、分かりやすく善意の杖が置いてあります。竹で出来た持ちやすそうな杖だったので、お借りしてみました(笑) 杖を片手に階段を登っていきます。
東坂は別名「砥石坂」とも言われているそうで、岩場が多いです。
その岩場で弁慶が長刀を研いだという言い伝えから
「砥石坂」と呼ばれているんだって!
最初は寒くて着込んでいたけど、階段をせっせと登っていると暑くなってすぐ上着を脱ぐことに。一丁から順番に石碑も建っているので、わかりやすいけど山頂は何丁目にあるのかは不明。
日本一小さな池や五つの羅漢岩も
階段になっていたり、土が踏み固められた道になってるので歩きやすいです。ゴロゴロとたくさん岩がありますが、これらは火山岩らしいです。
杖をもっていましたが・・むしろ邪魔になってる(笑) 健脚な方には荷物になるだけなので、杖なしがおススメです。
水はなかったのですが、日本一小さな池も発見!宝池というありがたい名前がついています。
羅漢岩(らかんいわ)もあって、全部で五つの羅漢さんが並んでいました。
羅漢さんって・・・?
Wikipediaによると
仏教用語の阿羅漢(あらかん)とは、サンスクリット語: अर्हत् , arhat(アルハット)、パーリ語: arahant(アラハント)に由来し、仏教において最高の悟りを得た、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のこと。この境地に達すると迷いの輪廻から脱して涅槃に至ることができるという。略称して羅漢(らかん)ともいう
知らなかったです(笑)数えたら、ちゃんと五体ありました!
五丁目にはパノラマの広がる展望所も!
五丁展望所で一休み!ここまで登ると下界が綺麗に見渡せます。姫路城は山に隠れてみえないようです。
ひたすら登ります。山頂までは約1時間の予定です!ロープウェイだと4分程。文明の利器ってすごいですね!昔の人は歩くしかなかったから、もっとすごい!
所々に展望スポットがあります。休憩所も発見!ついでにミステリーサークルも発見(笑)
まだまだ半分くらい?どうやら10丁よりも、まだまだ先があるようです。何丁までなのかな??
13丁にはロープウェイの到着駅がありました。でもまだまだあるようです!ロープウェイで登ってきた人も、ここからは歩くかバスに乗り換えです。
ようやく、お寺の入り口が見えてきました。
入山志納料として500円を払います。バスに乗る人は往復のバス代を含めて1000円になります。
でも、ここからもまだ坂を登っていかないといけません。入口に入ってすぐに鐘があってつくことが出来ました^^♪
煩悩抹消?鐘の音で心を穏やかに
ゴーーーン♪と鳴り響く鐘の音が静寂を突き破ります。とっても良い音ですよね(^^)/ 一回着いたくらいじゃ煩悩はまったく消えも減りもしませんが(笑) なんとなく身の引き締まる思いがします。
菩薩観音像が、とってもたくさん並んでいます!どれも精巧につくられていて、写真を撮っている人もいました。千手観音などおなじみの観音様もいました。
展望台もあります。淡路島や上島などの離島や明石海峡大橋も見えるんですよ!
天台宗別格本山 書寫山圓教寺
ようやく圓教寺に到着♪
書写山圓教寺は康保3年(966)に性空上人が開創。天台宗三大道場の一つに数えられ、西国三十三所観音霊場(さいごくさんじゅうさんしょかんのんれいじょう)の第二十七番札所(だいにじゅうななばんふだしょ)です。
階段を登ると、とても立派なお寺があります。ここが山頂かな?標高371mで18丁目になります
靴を脱いで、中に入ることもできます。お香のミステリアスな香りと静寂に包まれた薄暗い空間は神秘的です(^^)/
こちらは「ラスト・サムライ」のエドワード・ズィック監督の心を一瞬にして奪ったといわれる「西谷」です。圓教寺は西の比叡山とも呼ばれ、ラストサムライや本能寺ホテルなど数々の映画やドラマのロケ地にもなっています!
境内は、大きく三つに分かれていて、仁王門(におうもん)から十妙院(じゅうみょういん)までを「東谷」、摩尼殿(まにでん)までを「中谷」、大講堂や食堂、常行堂(じょうぎょうどう)から開山堂(かいざんどう)のある奥の院までを「西谷」と呼ぶそうです。
それぞれ違った趣で、靴を脱いで中に入れたり、展示スペースがあったりもします。ロープウェイで上がってきても、境内はウルトラ広いので歩きごたえ充分。歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
登っている時は暑かったのですが、山頂付近は風が冷たくて寒いです。。(*_*) 雪景色でもきっと素敵でしょうね!
ゆったりと境内を散策して、そろそろお腹もすいてきたので下山することにしました。もちろん、ロープウェイは使わずに徒歩です! お腹がペコペコということもあって、登りの3倍速で山を降りていきます(笑)
下山後は【花わさび】でワサビ飯
一旦車に戻り、作戦会議(笑) 汗もかいたし、すっかり体が冷えたので温泉にも寄って帰ることにしました。温泉へ向かう道中で見つけたご飯屋さんに入るという事で出発して、見つけたのが花わさびさん。
ここは姫路ですが、宮崎鶏のお店です(笑) しめ鯖とわさび飯をオーダー!わさび飯って初めてだけど美味しそう(´艸`*)
たっぷりのワサビに宮崎の甘口醤油をかけて、鮭とそぼろで頂きます。甘辛のハーモニーが絶品!しめ鯖は半分が炙りになっていて、こちらも美味(´艸`*) ご当地グルメではないですが、とても美味しいランチでした♪
お腹がいっぱいになったところで、本日の締めになる温泉へ向かいます(^^)/
秘湯・雪彦温泉(せっぴこおんせん)
塩田温泉もありますが、通り過ぎてさらに北上します。日本三彦山として、 弥彦山(新潟県)、英彦山(福岡県・大分県)と共に名を連ねる雪彦山の麓にあります。
雪彦山は日本百景、ひょうごの森百選、兵庫50山、関西百名山、近畿百名山、ロッククライミングの名所などとして名を馳せる兵庫の修験山なんだそうです!
標高が915.2 mもあるビックな山なので、冬に登るにはそれなりの装備がいりますね!夏に登るには涼しくて良さそう! そんな巨大山麓にある秘湯に入りました^^♪ 露天風呂もあって、山を眺めながら浸かることができます(´艸`*)
雪彦温泉→http://www.e-yamasa.com/seppiko/
兵庫県姫路市夢前町山之内掛の谷甲120
TEL:079-338-0600
お風呂上りには、姫路サイダーとアイスで一息(^^)/ 動き回った分のカロリーを台無しにして、帰路につきました(笑)
西の比叡山にお参りしても、まったく煩悩は消え去りませんでしたが(笑) 日帰りといえども、旅気分で有意義な一日になりました♪♪
色んな場所へ行くたびに、まだまだ知らないところがたくさんあるな~と日本の良さを思い知らされます(´艸`*)
たっぷり遊ぶためには、しっかりトレーニングもして
ガリガリ仕事もして
常に元気いっぱいでフットワーク軽くいたいですね!今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(´艸`*)