今回は夏休み&山の日という事で・・安・近・短ないつもの山行とは違う危・遠・長な山旅になります(笑) 関西を抜け出して、遠く離れた新潟県まで行ってきました!

一日目は、雪彦山、英彦山と並ぶ日本三彦三の一つ【弥彦山(やひこやま)】へ♪
二日目は、日本二百名山の一つで越後三山の1峰でもある八海山(はっかいさん)】へ♪

お天気にも恵まれて、盛りだくさんで山三昧な旅になりました^^♪ まずは一日目の危険度も難易度も低い【弥彦山】の登山レポになります^^

カトレアカトレア

弥彦山(やひこやま)は、新潟県の西蒲原郡弥彦村と長岡市との境界にある標高634mの山です。


カゲレアカゲレア

弥彦神社の祭神・天香山命を祀ったとして、山全体が弥彦神社の神域になります!


やっぴこさんやっぴこさん

佐渡弥彦米山国定公園に指定されているよ!


今回のコースは・・・

  1. 弥彦競輪第1駐車場スタート
  2. 越後一宮 彌彦(やひこ)神社
  3. 弥彦山山頂(標高:634m)
  4. 多宝山山頂(標高:633.8m)
  5. 弥彦山ロープウェー
  6. 道の駅 国上・てまりの湯

弥彦山だけでなく、双耳峰の多宝山(たほうざん)標高:634mにも行きました^^ 登りは徒歩で帰りはロープウェイという、温泉や足湯も楽しめるお手軽半日コースになります♪

関西とは一味違う、景色や山の様子をレポしていきます♪♪

弥彦競輪第1駐車場からスタート

弥彦山への登山口は彌彦神社の境内にあるので、まずは車を止めて彌彦神社へ向かいます。彌彦神社へはJR 弥彦駅から徒歩で10分程。すぐ近くには、弥彦競輪場や公園や美術館などもあって新潟県内でも特に人気の観光スポットなのだそうです^^♪

駐車場もたくさんありますが、登山・トレッキング等で長時間の駐車をされる場合は神社東側の競輪第1駐車場等が推奨されていたので、そこに駐車してまずは神社へ行ってみました♪

駐車所案内図はこちら

越後一宮 彌彦(やひこ)神社

名称
越後一宮 彌彦(やひこ)神社
所在地
〒959-0393 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
MAP

越後一宮として古くから信仰を集めてきた彌彦神社は「おやひこさま」として人々に親しまれ、初詣には毎年20万人以上の参拝者が訪れるんだそうです!

樹林に覆われた境内には神聖な空気が漂っています!御祭神は天照大神の曾孫の天香山命(あめのかごやまのみこと)。創建から2400年以上の歴史を有するとされる神社で、日本最古の万葉集にも詠われています。

まずは本殿へお参りして、御朱印も頂きました^^ 彌彦神社は、参拝時間→自由。参拝料金→無料。駐車場→無料とフリーダムです!

彌彦神社の拝殿わきからロープウェイ山麓駅までは遊歩道「万葉の道」が整備され、万葉集に歌われている植物のうち、弥彦山に自生しているもの60種が集められています。「万葉の道」の途中に弥彦山の表参道登山口があります(´艸`*)

弥彦山の山頂までは、弥彦山ロープウェーや、ドライブコースの弥彦山スカイラインもあるので歩くのが嫌な人でも気軽にアクセスすることができます^^♪今回は、表参道登山口から山頂までの約90分の道のりを歩きます♪

弥彦山 表参道コース

弥彦山は、彌彦神社の御祭神を祀ったとされる標高634mの山です。標高634m(ムサシ)といえば、東京スカイツリーと同じ高さになります!

神社を抜けて万葉の道を5分程歩けば、すぐに登山口へ到着です。鳥居をくぐりいよいよ入山します^^山全体が神域になっていて、表参道は登りやすくて参拝客も多い道になります。

カトレアカトレア

山頂までは整備されていて、道なりに歩くだけなので危険箇所も少ないです。


カゲレアカゲレア

地元の小学生や中学生の遠足にも利用されるそうです。


やっぴこさんやっぴこさん

京都の愛宕神社とよく似た感じだよ!


登山開始は8時30分くらいでしたが、すでに暑いです!すれ違う人も多くて、人気の山だという事が伺えます^^

この日もサンダルにハーフパンツという涼しさ重視のスタイルでしたが、弥彦山は全く問題ないです!(※その後に多宝山へ行くには問題あります(笑))

杉並木の木陰は風が吹くと比較的涼しいのですが、ずっと登り道なので汗だくになります((+_+)) 水分はかならず持参しましょうね!

弥彦山道の見所

基本的には私の苦手とする山男階段が中心です(笑) 1合目から9合目まで、しっかりと石碑が建っているので現在地や時間の目安がわかりやすくなっています。

4合目から5合目は石がゴロゴロあって、少し歩きづらい道もあります。半分まで行くと鳥居が登場!

急な箇所もありますが、そんな時にはしっかりと注意書きがあるので心構えも出来て安心です^^♪

所々で展望が開けて美しい景色も見ることができます♪

カトレアカトレア

湧き水を飲める場所があったり


カゲレアカゲレア

休憩所があったり


やっぴこさんやっぴこさん

キツイ登りだけど、飽きずに登ることが出来るよ^^


山頂が近づくにつれて、傾斜がゆるやかになっていきます^^高い山ではないので、涼しさは感じられませんが;樹林帯なので日陰が多く、時折吹く風がとても爽やかです(^^)/

9合目を過ぎると、紫陽花ロードやNHKのテレビ塔もあって舗装された道にでます^^

山頂はもうすぐ!9合目には弥彦山頂公園があって、ここまではロープウェイでくることもできます^^

弥彦山山頂(標高:634m)

鳥居をくぐると彌彦神社の奥宮、御神廟(ごしんびょう)がある山頂に到着です♪

山頂からは、越後平野や日本海を見渡すことができます^^青空が晴れ渡ってとても綺麗でした(^^)/

弥彦山の頂上には、伊夜日子大神(天香山命)妻戸大神(熟穂屋姫命)が奉祀されています。広場のようになっているので、レジャーシートを広げて休憩も出来ます!

古くから霊山として崇められてきた弥彦山のパワーや神聖な空気を感じることができます!お天気のいい日には、あちこちから佐渡島も見えるんですよ~!

山頂でお参りを済ませて、9合目にある弥彦山山頂公園で少し休憩しました。

弥彦山山頂公園

弥彦山山頂公園には、展望レストランや高さ100mの回転昇降展望塔「パノラマタワー」があります。弥彦山スカイラインの弥彦山頂公園駐車場に隣接しています。

カトレアカトレア

ここの夜景は全国夜景100選、日本夜景遺産に選定されています!


カゲレアカゲレア

タワーの回転は上りに2回転、塔頂で3回転、下りに2回転で乗車時間は8分ほどです。


やっぴこさんやっぴこさん

パノラマタワーの建つ位置は標高550mです。タワーの高さは100mあるので塔頂は弥彦山頂(634m)よりも高いことになります(笑)


山頂公園でしばらく休憩して、弥彦山山頂とは峰続きで2Km程の距離にある多宝山(たほうざん)にも行ってみることにしました。

多宝山(たほうざん)標高:633.8m

山の緑・空の青・雲の白が映えて凄く凄く綺麗でテンションも上がります!ただしその分、日差しがキツクてとても暑いです(*_*)

暑い中をタ宝山に向かって歩き出します。ほとんど人もいなくて、草が生い茂ったジャングルのような道のりは・・・結論から言うと、行かない方がいいです(笑)

登ったり下ったりしながら一旦道路にでて、再び山道に入ります。

ワサワサ生い茂る草たちが生足に触れると痒いです(笑) 多宝山に行く方は、長袖・長ズボン&シューズがおススメ!

多宝山は、名前のとおり宝の山として、元禄時代から銅などの採掘が始まりました。大きな採掘跡は山の西斜面海岸側(間瀬銅山)では、良質な銅鉱石が安定して産出があったことから、山麓に選鉱場、精錬場が造られ、その銅が燕市に運ばれ銅加工産業を興したことで、その後の金属加工産業の振興につながったといわれています。

ジャングルを抜けて、山頂に到着♪ 標高は633.8mで(634m)ムサシよりはほんの少し低いです。

多宝山の山頂に辿り着いた後は、お腹も空いていたし温泉にも入りたかったので・・先ほどの弥彦山山頂公園に戻りロープウェイで下山することにしました。

弥彦山ロープウェー

ロープウェイ乗車料金
大人(往復)1,500円 ・(片道)800円
こども(往復)750円・(片道)400円

 

公式HPはこちら

ロープウェイは弥彦山麓から山頂までの1,000メートルを5分間で結んでいます。歩くと90分かかりますが・・800円払うと5分に短縮できます(笑)

一瞬で山頂から山麓までワープ!しかも山麓駅から彌彦神社までは無料シャトルバスに乗り込む、ていたらくぶりでした(笑)

駐車場まで戻って、本日の山行は終了です♪ 彌彦神社付近にも飲食店やお土産屋さんはたくさんありますが、汗だくだったので先にお風呂に行くことにしました。

道の駅 国上(くがみ)てまりの湯

彌彦神社から車で約10分程の場所にある、道の駅 国上(くがみ)へ来ました。こちらには、てまりの湯という温泉施設も併設されています^^

住所
新潟県燕市国上5866-1
利用時間
10:00~21:00(受付は閉館30分前まで)
休館日
第2・4月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日)
入場料
大人 500円 ・小・中学生 300円

 

公式HPはこちら

温泉で汗を流して、疲れを癒しました^^ お腹もペコペコだったのでランチもしました!

他にも無料の足湯もあります!7月20日(金)~8月31日(金)は冷やし足湯に入ることができます!同時に約40人が利用できる無料の足湯は、新潟県内最大級の大きさなのだそうで、食後に足湯に入ってみました^^

無料足湯:酒呑童子(しゅてんどうじ)の湯

酒呑童子といえば、大江山の鬼伝説が有名ですが・・越後国の蒲原郡中村で誕生したという一説もあります。

お湯の吹き出し口は酒呑童子をイメージした“鬼瓦と大杯”になっていて、屋根つきの建物の中にあるので日焼けも雨も気にせず楽しむことができます^^ 冷たい足湯につかっていると、足先だけでなく全身がスッキリ冷えて涼むのにピッタリでした!

山に温泉に足湯に・・とたっぷりと楽しんで、新潟一日目の観光は終了です^^♪ 二日目は日本二百名山に一つでもある、八海山(はっかいさん)に登ります♪ それでは、新潟山旅の一日目のまとめです!

まとめ

ひたすら登りの90分は、暑くてハードですが・・その分山頂での素晴らしい眺めは格別です^^♪ 色んなお花も見つけました!紅葉の時期には特に人が多いんだそうです。

以前に兵庫県の雪彦山へ登ってから・・日本三彦山巡りを2019年の目標にしていたのですが、今回は無事に新潟県にある【弥彦山】を制覇できました♪

雪彦山の記事はコチラ

今回の弥彦山の登山コースです。

  1. 弥彦競輪第1駐車場スタート
  2. 越後一宮 彌彦(やひこ)神社
  3. 弥彦山山頂(標高:634m)
  4. 多宝山山頂(標高:633.8m)
  5. 弥彦山ロープウェー
  6. 道の駅 国上・てまりの湯

カトレアカトレア

表参道登山口からだと、山頂まで約1時間30分で行くことができます。


カゲレアカゲレア

ロープウェイだと5分です(笑)


山頂でパノラマタワーなどを楽しむもよし、食事をするもよし♪ 下山してから、彌彦神社周辺を観光するもよし♪ ガッツリ山登りしなくても、観光を楽しめる場所になっています♪

やっぴこさんやっぴこさん

お子様連れでもデートでも、ペット連れでも大丈夫だよー!


目的に合わせて、楽しみ方も色々あるので気軽に行けるパワースポットです♪ 山デビューにもいいですね^^

関西からは遠くて行きにくいですが;行けてよかったです(´艸`*) 翌日は、とってもスリリングでデンジャラスな【八海山】を攻めました!

八海山の山レポはこちら

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました(´艸`*)