山名 | 雨乞岳(あまごいだけ)標高:1,238m |
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所在地 | 〒527-0214 滋賀県東近江市甲津畑町 |
山行ルート | 武平トンネル西駐車場〜武平トンネル西駐車場登山口〜沢谷峠〜七人山〜東雨乞岳〜雨乞岳(標高:1238m)〜武平トンネル西駐車場 |
活動距離 | 8.3km |
活動時間 | 5時間44分(休憩:17分) |
難易度 | ★★★☆☆ |
こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回の安全・近場・短時間な山登りは、滋賀県にある【雨乞岳(あまごいだけ)標高:1,238m】です!
鈴鹿セブンマウンテンの一つでもある鈴鹿山脈の第2の高峰で、甲賀市の最高峰でもあります♪古くから雨乞信仰の対象とされ、下流域の農民がこの池に登拝していたことが山名の由来となっているんだとか!
だからって、雨乞いした訳でもないのに土砂降りの雨に見舞われてびっちゃびちゃになりました(・∀・)おまけに途中でスマホのバッテリーが切れたり、家に帰ったらびしょ濡れのシューズの中からヒルがこんにちわ!
ヒルに噛まれなかったのが幸いですが、まさかのお持ち帰り(笑)そんなハプニング満載の山行になってしまいましたが;お陰様で涼しく登れました(・∀・)トラベルはトラブル!そんな今回は、個人的に難易度高めだった雨乞岳山行レポです!
武平トンネル西駐車場からスタート♪
- 住所
- 〒528-0201 滋賀県甲賀市土山町大河原
- 駐車台数
- 約20台
- 備考
- 未舗装・トイレなし・電波微弱
鈴鹿スカイラインにある滋賀県甲賀市土山町大河原と三重県菰野町を結ぶ武平峠(ぶへいとうげ)標高:880mの西側駐車場に車を止めてのスタートです!西側は滋賀県になりますが未舗装でトイレがありません。登山口から少し離れますが、三重県側の東駐車場だとトイレもあるようです!
時刻は7時48分、すでに駐車場は満車寸前でした。駐車場の出入口には御在所岳・鎌ヶ岳に登る登山口があって、ここからだと1時間20分程で登ることができます。
鎌ヶ岳にも行きたい所ですが、今回はもう少し難易度の高い雨乞岳に登ります。駐車場をでて、トンネルと反対側に歩いていきます♪
車道を5分程歩き、橋を渡ってすぐの場所が雨乞岳への登山口(*^^*)
武平トンネル西登山口から登頂開始♪
車道から登山道に入ると、いきなり山感!この日は行きの道中の高速道路上でいきなり土砂降りの雨に見舞われ、前途多難な雰囲気ですが出発時は雨は止んで曇りでした。
雨が降ったおかげで涼しいのですが、今日はまだまだ降りそうな予感(・∀・)最近眺望がガスりがちなんですが、今日も白い景色が見られそうです(笑)
もののけ感漂う杉林の中を、踏み跡に従ってゆっくりと登っていきます。そんなに傾斜はきつくないので歩きやすいものの・・・
道が崩落して、危なげな箇所も多数あるので油断禁物!全体を通して、難易度は高かったように思います。
道標は所々にありますが、わかりにくい肝心なところにはなかったりするので地図での確認は必須!カラフルテープのマーキングをたどっていくと、良きです。
ちょっとロストして危なっかしい道に迷い込んだり、雨が降ったりもしましたが、1時間ほどで第一チェックポイントに到達。ロストしなければ、30分くらいでたどり着けるのではないかと思います。
沢谷峠(さわたにとうげ)標高:920m
沢谷峠からは、少し下って緩やかな道を沢沿いに進んでいきます。
沢沿いなのでひんやりとしていて、とても涼しいです。少し雨に降られましたが、無事に止みました♪降っていても木々が守ってくれるのでそんなには濡れることもなかったのでまさに恵みの雨!
ところどころにルートマップ看板もありました。山頂付近が9番なので、ここで半分くらいかな?この看板が順番通りに見つけられたら、道があっているという確認にもなるのでしっかり見つけていきましょう!
涼やかなグリーンが、とても気持ちの良い道です!木にもしいかり武平峠|雨乞岳と書かれてました。この先は渡渉を繰り返しながら沢沿いを進みます。
さっきの雨もあって、泥濘んだところもたくさんあるので靴がドロッドロ(^_^;)ついでにレギンスやTシャツもなぜか泥まみれ(笑)
木のマーキングは山仕事用の場合もあって、山頂を指し示しているとは限りません。でもここのマーキングは、ちゃんと山頂に向かっている事が行きにわかったので帰りは全幅の信頼をおいて辿りました!
酷暑日には下手に高い場所を目指すよりも、渓谷が最涼であるとここ数年で悟ったのですが雨乞岳は渓谷も登山も楽む事ができます^^
沢谷峠から1時間強で、7番に到達!ここが東雨乞岳と七人山の分岐になっています。反対方向ですが、せっかくなので七人山に立ち寄ります
七人山(ひちにんやま)標高:1073m
なだらかな樹林帯を15分くらい登ると木に七人山の山頂標識がかかってました\(^o^)/本日1つ目のピークです!
眺望は全くありませんが、その変わり(?)とっても可愛いストーンアートを発見!
ピークハントした後は先程の分岐点まで戻って、次のピークを目指します。この先の道はなだらかではあるのですが、クマザサの間の細い道を通るので視界も悪いし、笹でびっちゃびちゃになります(笑)背丈ほど笹が伸び切ってる場所もあるので、長袖・長ズボン・手袋で武装するのがオススメ。
最近パターン化しつつある真っ白な視界;白昼夢を見ているようです(・∀・)20分程笹薮を歩き続けて、開けた広場にでると・・・そこが東雨乞岳!!
東雨乞岳(ひがしあまごいだけ)標高:1,225m
本日2つ目のピーク٩(ˊᗜˋ*)وィェーィ♬*゜.本来なら360度ビューで、滋賀の街並みやこの先進む雨乞岳が丸っと見えるはずなんですが・・・
今日はこんな感じ(・∀・)いつもより少ないようですが、それでもたくさんの人が山頂で休憩したりヤマメシしたりされていました。今日はピストンするので、またここにも戻って来るので先にラスボスを倒してくることにします!
再び笹薮の中を10分程進むと、本日のメインピークに到着〜!!!
雨乞岳(あまごいだけ)標高:1,238m
スタートから約3時間で到着♪予定より早くたどり着くことができました!雨乞岳の山頂は東雨乞岳ほど広くはなく、笹に囲まれています。眺望はというと・・
どよ〜ん(・∀・)相変わらず何も見えません;真っ白というよりは、グレーですね;
雨乞岳の山頂には、三角点もちゃんとありました^^鈴鹿山脈の中では御池岳(おいけだけ)標高:1,247mに続く第二高峰で、鈴鹿セブンマウンテンの中では最高峰になります\(^o^)/
- 藤原岳(標高:1,144m)
- 竜ヶ岳(標高:1,099.26m)
- 釈迦ヶ岳(標高:1,091.89m)
- 御在所岳(標高:1,212m)
- 雨乞岳(標高:1237.67m)←イマココ
- 鎌ヶ岳(標高:1161.11m)
- 入道ヶ岳(標高:905.54m)
そして滋賀県甲賀市の最高峰です!!!
涼しいというよりは、暑さも寒さも感じない適温でした。晴れていたら、さぞかし美しい景色が見られた事でしょう・・・ここでかる~くお菓子を食べて、来た道をピストンして下山します。
土砂降り&びしょ濡れのピストン下山
雨乞岳の先に南雨乞岳という峰もあったのですが、雨乞岳で満足(笑)再び東雨乞岳に戻って、来た道を戻って帰ります。
最初は順調だったのですが、気がつけばスマホのバッテリーが無くなってました^^;なんでかな〜??100%でスタートしたのに、電波状態が良くなかったからかな?まだ新しいスマホなので謎です。
YAMAPもここで終了してしまったので、軌道がおかしい;まあこんな事もありますね。という訳でここから先は撮ってもらったカトレアグラビアをお楽しみください(笑)
サバイバル感伝われ!なかなかハードなルートなんです!でもその分傾斜は緩やかで、等高線に沿って進んでいくような感じ。
順調に復路を進む中、ここで再びアクシデント!車の音も聞こえ始めたその時!!バケツを引っくり返したようないきなりの集中豪雨!!ゲリラ雨!!
またたく間に全身ずぶ濡れになり、道は川になり、泥濘が濁流になり・・・マジでー??というくらいひどい降りっぷりでした。電子機器類の防水にも限界を感じ、ジップロックで保護した上でザックイン。
つまり写真を撮ることも、撮ってもらうこともできなってしまったのでした(笑)無事に駐車場まで戻ったのですが、すぐに雨雲が過ぎ去りそうだったので武平トンネルでしばし雨宿りしつつ待機。すぐに雨は止んで、無事に車に戻ることができたのでした♪ちなみにトンネルまで戻ってきたのが13時20分でした。今日は本当におつかれ山!!
水口温泉 つばきの湯
- 住所
- 滋賀県甲賀市水口町水口5572
- 営業時間
- 9:00~23:00・最終受付 22時30分・年中無休
- 入館料
- 大人(中学生以上)平日750円/土日祝880円
- 公式サイト
- http://tsubakinoyu.jp/
しばらくは電波状態も悪くて、銭湯への道のりも検索できないという大ピンチを乗り越えて下界に戻ってまいりました。とにかくずぶ濡れなので、まずお風呂!!「長寿の湯」「あつ湯」「マイクロナノバブル」「シルキーバス」「信楽の壺」 「くりぬき岩」「電気風呂」「足湯」「ナノミストサウナ」など露天風呂をはじめ多様のお風呂を楽しむ事ができるつばきの湯♪
その後はすぐそばのジョイフルで遅めのランチをして、晴れ散らかす中を帰路につきました← 帰って泥だらけの靴を洗っていたら、さらなるアクシデント!!!なんとヒルが靴の中からこんにちわ!身体は無事だったので、車に乗る前に履き替えた時に入ったのかな??今日一番恐ろしい出来事でした(・∀・)やっぱりジョニーは常に必須やな!
いろんなアクシデントがありましたが、終わりよければ全てよし!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました\(^o^)/