こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回は、岡山県と鳥取県の県境に位置する蒜山(ひるぜん)へ行ってきました(*^^)v
蒜山は3つの山からなり、上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,123m)・下蒜山(1,100m)を合わせて蒜山三座と呼ばれています。
蒜山三座は約60万年前に火山活動を停止したといわれていて、最も標高の高い上蒜山は大山連峰の東に位置し、日本二百名山に選出されています。
今回は上蒜山(1,202m)と中蒜山(1,123m)を縦走しました^^
下蒜山(1,100m)は一番景色が良いと言われているけど、今回はスルーしたよ
もちろん三座を縦走することも出来るので、余裕のある人は制覇してね!
段々秋が深まってきて、そろそろ半袖では肌寒さを感じるようになりました。台風シーズンでもあるので、お天気には細心の注意を払いながら無理のない山行計画を心がけています^^♪
暑さが和らいで、動きやすくはなったものの・・今度は寒さ対策が必要になってくるので、荷物が増えますね;紅葉にはまだ少し早いですが、暑すぎず寒すぎずな程よい気候の中を楽しく山行して
今回は温泉というお楽しみも(´艸`*)
岡山県ってあんまり温泉のイメージがないのですが、実は知られざる秘湯や混浴風呂がたくさん!
西日本有数の温泉地なんだよ!
朝活して午前中は登山を楽しんで、午後からは秘湯でまったり♪
『山と温泉』極楽・娯楽やなぁ~♪
今度こそ、カトレア嬢のお色気シーンは見られるのでしょうか?! 今回は中蒜山登山口~中蒜山・山頂~上蒜山・山頂~上蒜山登山コースというワンウェイコース+温泉レポになります(*^^)v
ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ内の登山者用無料駐車場からスタート
まずはナビをひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジにセット!登山者用駐車場は塩釜ロッジ東へあるのですが、舗装されている場所ではなくその奥のグリーンゾーンに止めましょう!舗装された場所に駐車すると、怒られるとか怒られないとか。
広大なキャンピングヴィレッジ内にあるので、トイレやレストランもすぐ近くにあるので便利です。キャンプも出来るので、お泊りで来るにも良いですね!
中蒜山の登山口には塩釜冷泉があります^^塩釜冷泉(しおがまれいせん)とは、蒜山三座の真中に位置する中蒜山の山裾から湧き出る天然水です。塩釜で湧き出て、年中水温が11度前後と冷たい湧水であることから塩釜冷泉と呼ばれているそうです。
駐車場から登山口へはすぐです。登山口の入り口にはトイレもあるので準備万端でスタート出来ます♪
中蒜山(なかひるぜん)登山コース
蒜山三座の中では、中蒜山が一番短時間で登ることができます。今回はまず中蒜山の山頂へ行き、そこから上蒜山の山頂へ行ってから上蒜山登山コースで下山するワンウェイコースです。
登山開始は5時58分。だんだん日の出が遅くなってきたので、明るくなるのを待ってからの朝活開始です♪ 朝の温度は19℃で、涼しくていい感じでした!
最初のうちはとても歩きやすい道で、案内板もしっかりあるので安心です♪ 1合目から山頂まで、1合毎に標識も立っているので、とっても親切!
この日は午後から雨が降るかもしれなかったので、それまでに下山できるようにサクサク進んでいきます。
土が粘土質で少しでも濡れてると、つるっと滑ります。岩の上も苔が生えているところは、滑りやすいので要注意!
展望も全くなく、森の中を歩いている感じ。でも急登りなので、息が切れっぱなしです;
だいたい10分間隔で1合間を登っていきます。標高も書いてあるので、現在地も残距離もわかりやすくてありがたい!
岩ゾーンだけでなく、根っこゾーンもあります。鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくるのが励みになります^^時々カサカサっと草木が揺れるのですが、獣的なものがいるんじゃないかとビビります(笑)
そういえば蛇を何匹も見ました。後ですれ違ったおじさんに「マムシがいたから気を付けて!」と言われて、私の見た蛇はどうやらマムシだったことが判明(*_*;恐ろしや・・
中蒜山・5合目!山頂まであと半分♪
1合目から40分くらいで、5合目に到着しました。まだ半分なのか、もう半分なのか?捉え方で道の険しさがわかります(笑) ちなみに、まだ半分!
5合目には、日留神社(ひるがじんじゃ)の石の祠が建っていました。
祭神は、大霊留女貴命(おおひるめのむちのみこと)です
天照大神の別名なんだよ
「日留」は蒜山の呼名の由来とも云われているよ!
展望もなく休憩スポットもないまま、ひたすら薄暗く湿った道を進みます。そういえば、蒜山って、名前的に山ヒルが出そう・・!と勝手な思い込みで、ジョニーを振りまいてから出発しました(笑)
今のところ、ヒルには遭遇していないので良かったです(笑) ただ蛇(マムシ?)を何度も見たのと、蜘蛛は多いです。
7合目からは階段です。そういえば階段が少なめ!その分滑りやすい場所が多いので、どっちがいいんだか・・
階段が終わると、木の根。ある意味階段風ですが、足を引っかけないように注意!そういえば、最近は転ばなくなりました(笑)
8合目を過ぎた辺りから、だんだんと視界が開けてきました(*^^)v 標高も1000mを超えて、着々と山頂に近づいていています!
下蒜山との分岐点。下蒜山が一番景色が良くて、大山もバッチリ見えるらしいのですが・・今回は下蒜山にはいかず、中蒜山へ行きます。
曇っていますが、素晴らしい眺望!さっきまで薄暗い道ばかりだったので、テンションが上がります!その分、風を遮る木々がなくなって風を強く感じます。
下界も見えます。紅葉したら絶景でしょうね!写真だとパノラマ感(広視界感)が全然伝わらないのは、カメラが悪いのか?カメラマンの腕が悪いのか?
中蒜山山頂・上蒜山・下蒜山と三座の分岐。東西に並んでいるので、縦走もしやすいコースになっています。
分岐を超えて、避難小屋を過ぎると・・中蒜山の山頂に到着♪
中蒜山(標高:1,122m)
ジャンピング山頂カトレア(笑) その名の通り、三座の真ん中にあって標高も真ん中。中蒜山の山頂に到着しました(*^^)v
山頂からの景色!避難小屋の他には山頂標識とベンチがあるだけです。風が強くて、立ち止まっていると肌寒いので、避難小屋の中にお邪魔してモグモグタイムにします♪
今日のおやつはセブンの『旨辛いチョリソーパン』です(笑) 山頂到着は7時42分でした。スタートから1時間44分と、2時間弱です。
中蒜山は、一番短時間で登れて危険個所もないので学校の遠足なんかでも登ったりするそうです。この先は、お天気次第で登山口に戻るか上蒜山を目指すか決めようと思っていましたが雨の心配はなさそうなので、上蒜山山頂を目指すことにします♪
中蒜山山頂から上蒜山へ♪
避難小屋手前にある分岐点まで戻って、上蒜山方向へ♪ 稜線道を下っていきます。せっかく登ったのに、しばらく下ってまた登らねばなりません。
草木が生い茂っていて、足元に触れるとびちゃびちゃになります;もさもさと草木をよけながら進んでいくと、しばらくして目の前に大草原が広がります!
上蒜山もばっちり見えます^^このゾーンは季節によっては草花に彩られ、ユートピアと呼ばれているそうです!
ススキが秋っぽい!遥か彼方に地平線も見えます。ススキ越しの地平線、乙やね。
大草原とカトレアさん
さて、大草原を気持ちよく抜けると鎖場のはじまりはじまり♪
急傾斜の鎖場が続きますが、鎖を使わなくても大丈夫なレベル。でもぬかるんだ所が多くて滑りやすいので、一応ネビラチェーンのお世話になります。
登りは全然いいのですが、この道を下山するのは嫌だな~ということで今回はピストンせず下山道を変更します。
ひたすら急傾斜を登って、山頂へまっしぐら!
急傾斜も山頂に近づくにつれ、道がフラットになって歩きやすくなってきます。いよいよ三座の最高峰です♪
上蒜山(標高:1,202m)
蒜山三座最点!上蒜山の山頂です!標高は1,202m!にもかかわらず・・山頂碑、以上。という質素な山頂(笑)
とりあえず飛びます(‘◇’)ゞ 見晴らしも良くないし、ちょっとがっかりな山頂です。とりあえず写真だけ撮ってそそくさと下山します。
上蒜山登山コースから下山
下山は来た道を戻らずに、上蒜山登山口を目指す上蒜山登山コースで帰ります。コチラの方が歩きやすくて、危険度は少ないのですが登山口についてから駐車場まで下界を約5km程歩かねばならぬという難点があります。
それを踏まえても、結果的に上蒜山登山コースを選んで良かったです^^ 景色も良いし、道もなだらかでした! 山頂碑をそのまま突き進むと、下山道のはじまりです。
この日は涼しくて気持ちよく歩けましたが、山頂付近の直射日光ゾーンは真夏だと焦げますね;
なだらかで穏やかな歩きやすい草原。こちらの道にも合表示の碑がありますが、毎合ではなく時々気まぐれに現れます。
八合目の槍ヶ峰(やりがみね)。ここが一番の眺望ポイントのようです。
この先も穏やかで歩きやすい道が続くので、サクサクと進んでいくことができます。
下界にも牧草地や高原が広がっているので、見渡す限りグリーンな景色。あっという間に6合目。
下山道でも蛇(まむし?)を2回程見かけました;いきなり出てくるからびっくりします。登りが誰にも会わなかったのですが、下山道は何人もすれ違いました。
雨が降ることもなく、曇っていた分直射日光光線も浴びずに済みました。
あっという間に登山口に到着しました!
山頂から登山口までは、ちょうど1時間程でした。時刻はまだ10時^^♪ ただここでゴールではなく、駐車場のある中蒜山登山口の方まで戻らねばなりません。
上蒜山登山口から中蒜山登山口へ
振り返って登山口をパチリ☆
山を下りても草原が広がっています!百合原牧場があるので、牛さんも見る事が出来ました!
その先に分岐があります。ここにも駐車場がありますが、塩釜冷泉の中蒜山登山口を目指して左手の車道へ進みます。
しばらく進んで、県道にでると整備された蒜山高原自転車道があります。信号もないし、貸切状態!一応ランナーでもあるので、こういうとき走れる身体を持っていると便利です(笑)
走ったり歩いたりしながら、道の駅を通りすぎ目的地へ一目散。時折風向きが変わると、どこからともなく牛のう〇こ臭が漂ってきます。
下界に下りても涼しいので、マラニックとしてこの辺りを走っても良いですね^^ 自販機とかがあればよいのですが、道の駅を逃すと全くありませんでした。
懐かしいキャンプ場!ずっと自転車道でつながっていて、走るにも歩くにも良い道のりでした。
50分くらいかけて、登山口から駐車場まで戻ってきました!
下山後は塩釜レストランでランチ
- 住所
- 岡山県真庭市蒜山下福田27-50 ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ
- 営業時間
- 10:30~17:00(L.O.17:00)
- 定休日
- 不定休
到着は10時54分!5時58分にスタートしたので、約5時間でした!まだまだ午前中なので、やっぱり朝活は最高です!
一旦車に戻って荷物を置いたら、駐車場の整備された側にある塩釜レストランでランチです♪ 牛スジカレーとドリンクバーにしました(´艸`*)
お土産やちょっとしたキャンプグッズも売っていて、山バッチを手に入れる事も出来ました!上蒜山・中蒜山・下蒜山とそれぞれのバッチがあったので、上蒜山と中蒜山の2つを購入。また山バッチコレクションが増えました(*^^)v
さぁ、この後はもう一つのお楽しみ♪ 温泉に向かいます♪♪
岡山の秘湯 真賀温泉(まがおんせん)
- 所在地
- 岡山県真庭市仲間
- 電話番号
- 0867-62-2953
- 営業時間
- 8:00~21:00
- 休業日
- 火 (祝日を除く)
- 入泉料
-
- 大人:150円/子供:子供:100円
- 混浴:大人:250円/子供:子供:150円
- 貸切:1000円
温泉街の入り口に駐車スペースがあり、真賀温泉館へはここに車を停めて階段を上っていきます。階段を登り切ると、神社もあって独特の雰囲気を醸し出しています。
昭和な香り漂う建物に入り、受付をします。浴室は「普通湯」と「幕湯」「貸切」の三ヵ所ありどれに入るかで料金が変わります。
男女別の「普通湯」は大人150円と格安で、こちらにはカランやシャンプー類が設置されています。そしてもう一つの浴室「幕湯」は混浴で『日本一狭い混浴浴槽』なんだそうです!
先客もいて、さすがにそんな狭い混浴に入る勇気はありませんでした(笑) 湯温が38度と絶妙でゆっくり入っていられます!とても気持ちよく山行の疲れを癒すことができました^^
番外編:湯原温泉・砂湯-西の横綱!混浴露天風呂-
- 所在地
- 岡山県真庭郡湯原町湯本
- 交通アクセス
- 米子道湯原ICよりR313経由、蒜山高原方面へ5分
- 休業日
- 水曜午前
- 入泉料
- 無料
そして番外編!今回はもう一つ前夜に温泉に行ったのですが、これまた最高だったのでご紹介しない訳にはいきません!^^!
旭川の川底から湧いている温泉を石で囲った、野趣あふれる露天風呂!
美人の湯、長寿の湯、子宝の湯と3つの湯船があります^^
なんと、料金は無料!
し・か・もすべて男女混浴になっているんだよ(´艸`*)
脱衣所はちゃんと男女別になっていて、入浴しながら見える場所に荷物を置けるので安心です。
河原にあるので、歩いている人にもお向かいのホテルからも完全に丸見えなのですが(笑) バスタオルを巻いたり、水着の着用がOKになっています。近所に湯あみのレンタルをしているお店もあります。
バスタオルや水着は禁止の温泉も多いですが、ここはそれよりも下半身露出が禁止になってます(笑)
全国露天風呂番付「西の横綱」にも選ばれている天然大露天風呂!少し熱めの長寿の湯と、ぬるめで適温な美人の湯の二つをたっぷり堪能しました♪
控えめに言って『最高』です!横綱に選ばれるだけあります!妙高山の河原の湯と違って透明のお湯なので、お湯に入っている間も丸見え(笑)
ポロリには気を付けて!
中蒜山の登山口からも、そんなに遠くないので湯原温泉にお泊りというプランもよきです^^ とにかく是非入って欲しいおススメの温泉でした!
温泉も山も満喫して、今回も充実でした!色んな場所に行くたびに新しい発見や感動がありますね! 長くなってしまいましたが、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(´艸`*)