こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回は山登りっていう訳ではないのですが、一応トレイルコースを歩いたのでお手軽ハイキングという事で記事にしてみました^^
天上界に向かうのもいいですが、下界にも自然と触れ合える良き場所はたくさんあります(*˘︶˘*).。.:*♡今回は京都一周トレイル京北コースの一部にもなっている、滝又の滝とたっくさんの石佛群を見に行きました!
綺麗に整備された遊歩道に、驚くほどたくさんの石佛があってびっくり!数々の石佛は、京北出身の実業家が私財を投じて作られたものなんだそうです!!まだ新しく知名度は低いですが、今後パワースポットとして注目される事間違いなし!
山に登る訳ではないので、紅葉を見にハイキングしたいという方にもぴったりの場所です^^そんな訳で今回は、京都京北・滝又の滝と石佛巡りです(˘▿˘*)♫•*¨*•.¸¸♪
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滝又の石佛(たきまたのいしぶつ)駐車場からスタート♪
- 住所
- 京都市右京区京北細野町獅々ケ谷
- 備考
- 24時間・無料・トイレ無
京北トンネルの手前に、立派な無料駐車場があります。駐車場を含め、この先にもトイレは一切ないのでそこだけ要注意!どうしても・・という方はこの先にある道の駅ウッディ京北まで行くとトイレがあります。

今回は京都一周トレイル京北コースの一部を歩いて京北十景のひとつ『滝又の滝』まで歩きます。『滝又の滝』は京都の自然200選にも選ばれているのですが、その途中にはたくさんの石佛が鎮座しているとのことで楽しみだー(*˘︶˘*).。.:*♡

時刻は8時55分、どんどん日が短くなってきて日の出も遅くなってきましたねー。距離もそんなにないので、ちょっとゆっくり目のスタートです。駐車場にもすでに滝見観音と持国天が鎮座していますが、その横の石標にしたがって階段を降りていきます。

滝又の滝 石佛へ歩30分と刻まれていましたが、遊歩道がしっかり整備されてるとのこと。始めての場所なのでわくわく٩(ˊᗜˋ*)و✧

民家がいくつかあるので、その脇を通って森の中に入っていきます。

電柱の脇に京都一周トレイルの道標を発見!

この時までここが京都一周トレイルのコースだと知らなかったので、びっくり!ちなみにここは「京北2」です。

杉の木がずらりと立ち並ぶ林道をゆるやかに登りながら、どんどん進んでいきます。朝のピリッと冷えた空気がとても清々しくて、マイナスイオンシャワーが気持ちいい!!

しばらく歩くと、景色にマッチした赤い橋が!この橋が滝又の滝の登山口になります^^登山口から滝までは沢になっています♪

橋を渡ってトレイルイン。水がとっても綺麗なので、夏場はここで沢遊びするのも良さそう!

水のせせらぎをBGMにして、美しい森の中をどんどんと奥深く進んでいきます。
滝又の石佛

突如森の中に現れた凱旋門を思わせる石のゲート。滝又の石佛と龍の下に刻まれていますが、このゲートが石佛ロードの入り口になります。

石門をくぐると、アートと自然と仏教が織りなす不思議な世界がはじまります!!

想像以上に立派な石佛!サイズも結構大きくて、芸術品そのもの。

青空美術館という感じで、歩くたびにこれでもかっていうくらいたくさんの石佛!!

総勢42体もある石佛は、見るからにまだ新しくとても綺麗です。四辻紀彦さんという京北出身の方が、故郷に自分が生きた証として何かを残そうと10年余りをかけてご自身所有の山に石佛を作られたのだそうです!!!

ずーっと山の奥まで続いているのですが、道も綺麗に石が並べられた遊歩道になっています。

駐車場を含めて、このすべてが無料なんです!なんとも太っ腹な紀彦さん! 私が生きた証には、一体何が残せるのでしょうか・・・あ、このブログ・・(以下自粛)

同じものは一つとしてなく、それぞれが完全な芸術品です!

一体どこまで続くの?というくらいに壮大です!もはや写真フォルダは石佛だらけ(笑)

途中で滝又の滝へいく分岐点があるのですが、ひとまず石佛ロードを全部制覇してから滝に向かう事にします。

基本的には平坦な遊歩道ですが、階段や山の上に登った場所にも石佛があります。

この石佛達は彫られたものが運ばれてきたのでしょうけれど、こんな山奥だと運んでくるのも大変ですよね。

こんな壮大な計画を10年もかけて実行された紀彦さんもすごいですが、その要望に応えた職人さん達の技術もすごいですね!!

石佛だらけなので、どこまで載せるか?どれを載せるか?チョイスもまた難しい作業w

石佛に圧倒されながら、飽きる事なく歩き続けられます。すでにスタートから30分が経過してますが、まだまだ全然見終わる気配がないほど道は続きます。

10月の初旬だったので、まだ紅葉には早いのですがほんのり色付いた葉もあってグラデーションがとても綺麗(*˘︶˘*).。.:*♡

そして私達を含めて歩いていたのは1組だけと、とても空いていたので紅葉狩りに来てもいいかもしれませんね^^

石佛だけでなく、ちゃんと休憩所もあります。お弁当もってきたらよかった←

休憩所の横には、お地蔵さんのようにちょこんと並ぶミニ七福神ちゃん達。

ここからは少し山登りになります。ハイキングのつもりで来た人には険しい登りになりますが、前後に休憩ができるので安心w

もちろん山に登らず、そのまままっすぐ進んでもまだ石佛はたくさんあります。42体全部拝むぞ!という方は是非山の上まで行ってみてください^^

めちゃめちゃ逆行ですが、山を登っていくと笛をふく立体的な石佛発見。山の上までどうやって運んできたんだろう?

山の上は行き止まり石佛になっているので、再び元の道に戻り石佛。もはや何体目かなんてわからないし、見逃していても気が付かないくらいたくさんの石佛。

ときどき可愛いサイズ感のものもあって、こちらはわらべ六地蔵さん。

そして遠近法を駆使した、映え仕様の釈迦如来さん。円のモニュメントの奥に釈迦如来があって、まるで円の中にいるかのように見える仕組みになってます。

誰もが知ってる有名石佛さんも、名前くらいは聞いた事ある石佛さんも、今回初見の石佛さんも、とにかくたくさんで本当に見応えあります。配置とかにもこだわりあるのかな?位順とか?

そしてこの巨石が滝又の石佛 北門です。道はまだこの先も続いていますが、石佛エリアはこの門までとなります。

でも北門の手前に奥の院と書かれた矢印があって、上にはまだあるようです(笑)

奥の院というだけあって、結構奥まで登っていきます。本日2度目の山登り。地形をふんだんに活かして、余す所なく石佛が配置されています。

行き止まりには、阿弥陀如来さん。これ以上は道もないので、ここで石佛巡りは終了となります。登ってきた道を降りて、凱旋門の方に戻っていきます。途中の分岐から、今度は滝又の滝へ!
滝又の滝

石佛巡りだけで、1時間程経っていました。今度は石段で下って沢の方に降りていきます。

ここからの道はさっきまでの安心・安全な遊歩道とちがい渡渉箇所や、草木の茂る道のりでした!

分岐から滝までは結構あっという間なのですが、手前には錆びついて古びた看板があります。

だんだんと轟音とまではいかないけれど、水の流れ落ちる音が近づいてきました!!咲いているのか、置いてあるのか?綺麗なお花が二箇所にあります。

正面に滝又の滝、登場!!!!高さ25mの絶壁から落ちる滝です。

25mもあるので、全部が収まりきらないのですが立派な滝が流れ落ちています(*˘︶˘*).。.:*♡

この滝又の滝は、織田信長の甥である十界因果居士が天正年間の宗教問答【安土宗論】の判定を行なった後、日蓮宗からの復讐を恐れ細野の地へ落ち延び隠棲・修行をしていたと伝えられています。

水も綺麗だし、気温もちょうど良いし、まさにハイキング日和!滝日和でした!ここなら夏も涼しく楽しめそうですね!

この後は、来た道を戻って駐車場に帰ります。

駐車場到着は10時24分でした。石佛巡りと滝と合わせても1時間半くらい。ちょっとしたハイキングにはちょうどよい距離&時間ではないでしょうか?道も綺麗だし、わかりやすいし、なにより石佛も景色も素晴らしいのでおすすめすぎます!

この後はお昼には少し早かったので、ロードを少し走ったりしてカロリー消費に努めたのですが(笑)今回の記事はここまで^^たまにはこんな箸休め的なトレイルも良きですね^^まもなく紅葉が綺麗に色づいてくるので、またどこかで紅葉ハイキングできたらなと目論んでいます!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡






