こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回の安全・近場・短時間な山登りは、京都の愛宕山(あたごさん)です♪
お正月に初詣でも行ったので、今年は二回目になりますが・・・なんと、今回は嵐山から六丁峠(ろくちょうとうげ)を越えて、さらに清滝トレイルを通って登山口まで行ってから登る!というハードな道のりになります(笑)
少しづつ活気の戻りつつある嵐山、そして今年は千日詣りの夜間参拝が中止になってしまった愛宕神社・・まだまだコロナ禍は続いていますが、大自然を満喫できた楽しい山行になりました♪
毎夏恒例の清滝川ドボンには、まだ早いですがw 新しい発見もたくさんありました♪ 今回は新緑の気持ちいい、5月の愛宕山へのロングコースをレポしていきます♪
阪急嵐山駅からスタート
最近はもっぱら自宅発着でしたが、緊急事態宣言も解除されたので久々に乗り物に乗ってGOです!スタート地点は阪急の嵐山駅♪ 久々の嵐山は、以前ほどではないですが人足も戻りつつありました^^
さて、今回の目的地は愛宕山です!今年は、山詣でお正月に愛宕山へ登った以来なので二度目になります。
それなりに標高が高いので、冬に行くと寒いのですが・・暑くなると、毎年必ず行っている大好きな山です。
今回は嵐山駅から走って歩いて六丁峠を越え、清滝トレイルを通って愛宕山へ行くという遠回りでハードな工程になります!
まずは渡月橋を渡って、竹林の径を通り・・どんどん山奥に入っていきます。この日はとっても暑くて、街中を動き回るのは辛かったです;
4km程の登り基調の道のりをテクテクと歩いて(時々気が向いたら走るw)どぎつい
峠へ進んでいきます。峠の麓には、愛宕神社「一の鳥居」があります。
左に進むと六丁峠(ろくちょうとうげ)。右手に進むと試峠(こころみとうげ)と清滝トンネルがあって、どちらからでも愛宕山へは行くことができます。今回はあえての遠回り、左に進むのですが・・その前にちょっと一息♪
平野屋(ひらのや)で桜餅&抹茶休憩♪
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本仙翁町16
- 電話
- 075-861-0359
- 交通アクセス
-
- 嵐山駅前バス停からバスで約10分(鳥居本バス停で下車徒歩5分)
- トロッコ嵐山駅から1,486m
- 営業時間
- 11:30~21:00
- 定休日
- 無休
- 公式サイト
- http://ayuchaya-hiranoya.com/
何度も通ったことがあるのですが、一度も行った事のなかった平野屋さん。開いていたので、峠を越える前の英気を養うことにしましたw
外を眺めながら座れる席もあります。最初に出されたのは、桜の塩漬けが入った冷たいお水♪風流ですね!お席からの眺めも最高です^^
アユのお茶漬けなど、魅力的なメニューもありましたが・・今回は桜餅とお抹茶のセットにしました。
桜餅は、柚味噌と餡子の二種類。温かいお抹茶との相性も抜群です!私は餡子の方がタイプかな。
これから長く険しい道のりが待っているので、その前にエネルギーをしっかりチャージ!癒しのひと時でした^^ さて、ほっこり一服した後は・・嵐山名物(?)六丁峠に突入です!
坂フェチにはたまらない?六丁峠(ろくちょうとうげ)
清滝トンネルルートが一番楽で近いのですが・・あえての一番きつくて遠いドMなルート!その距離、約654m。尺貫法に換算すると360間、丁(町)にして六丁。愛宕神社の「一の鳥居」から六丁峠へ上り詰めるに要する距離であり、峠の名の由来なんだそうです。
登りは辛いのですが、薄暗い木陰でとっても涼しいです!暑さが和らぐので、坂道もラクラク♪とは全然行かないのですが(笑) とても気持ちの良い道です。
坂の途中で、沢蟹さんを発見^^ 車に惹かれないように、そっと水辺に帰してあげました。車も通るし、チャリダーさんにも人気のスポットです。
頂上は20℃!下界よりも、かなり涼しいので夏場の坂道特訓にも持って来い!てっぺんまで来たら、今度は強烈な下り坂になります。清滝川の美しい景観も見えて、保津峡らしい風景を拝むことができます^^
うねうねとカーブする急な坂を下り切ったら、保津峡へ続く赤い橋が見えてきます。今回は橋の手前を右に曲がって、東海道自然歩道にもなっている清滝トレイルへ進みます♪
真夏だと、このまま清滝川にドボンも気持ちいいのですが・・ドボンには少し早いですねw 大人しくトレイルロードに入っていきます。
京都一周トレイルの西山コース(清滝→嵐山)にもなっているコースで、私の大好きな道でもあります^^京都で一番好きっていっても過言ではないくらい!そんなコースを通って、愛宕山の登山口まで進んでいきます。
清滝トレイルから愛宕山登山口へ♪
前日に雨が降っていたので、ぬかるんだ箇所もありますが勾配も少なくて歩きやすいです。とっても美しい清滝川沿いを進んでいけるので、景色も最高!そして、夏場でもとても涼しいのです!
ロープをつかう危なっかしい箇所も一ヶ所だけありますが、基本的には歩きやすい一本道です。この日は誰にも会うことなく快適に歩けました☆
愛宕山に登らなくても、この道を往復してもよし!高雄まで進んでもよし!とにかくおススメの道です^^
このまま愛宕山に登るには、かなり遠回りになるので体力が必要ですw
毎年、夏には必ずドボンする清滝川w 景色もそうですが、水がとっても澄んでいて綺麗です。水が冷たすぎるので、真夏以外に入ることはおススメできませんが避暑地にはもってこい!
涼しくて気持ちの良い道を進んでいくと、またまた赤い橋が見えてきます。渡猿橋(とえんきょう)と呼ばれる橋で、愛宕山に行く目印になります。
青紅葉が赤い橋にマッチして、映える光景(^^)/
橋には可愛いホタルが(^^)/ 清滝の夏の蛍は「清滝川のゲンジボタルおよびその生息地」として昭和54年(1979)に国の天然記念物に指定されています。この橋を渡れば愛宕山の登山口はすぐ♪
登山口付近には駐車場もあるので、車でワープして愛宕山に登るも良し♪ここから高雄まで川沿いをお散歩するのも最高です♪
※現在は、コロナの影響により愛宕山駐車場から清滝川への道は封鎖されています;
登山口に入る前には、自販機があるので飲料を買っておきましょう!山頂までは、自販機はありません。
一応、湧き水の飲める箇所はありますがw もう往復1本では、足りない時期になってきました・・飲み物を追加投入して、準備も出来た所で愛宕山に登っていきます!ちなみに六丁峠から登山口までは、50分かかりましたw
愛宕山(標高:924 m)登山スタート
案内板によると、愛宕神社までの距離は4.2kmです。さぁまた長い道のりが始まるぞー!
登り初めの傾斜が一番きついんですよね・・。何度来ても、山登りって辛さを忘れますね;そういえば愛宕山登るのはしんどいんだった!とようやく思い出しました(笑)
登るにつれて気温は下がるはずですが、登るという行為は真冬でも暑さを感じさせるものです(笑) 滝汗がヤバい!あっついわー!まだ5月なのに、先が思いやられる・・
ひたすら登っていきます、ハイカーさん達も結構たくさんいました。
休憩所で一休み。今日のランチは、持参したパンとお菓子です。一回目の休憩でお菓子を食べて、二回目で全部食い尽くしました(笑) 山頂で長いすると汗冷えして寒くなりそうなので(という言い訳)
運動するとお菓子も罪悪感なく食べられるのが、いいですね♪ 食べた後も、まだ長い道のりが続きます。
日陰は所々昨日の雨のせいか湿っているので、滑りそうになる箇所もありました。休憩していると、やっぱり寒いくらいです。動き出すと、また暑くなって汗びっしょり;
どんなに辛い登りでも、やっぱり大自然の中にいると最高です!この清々しい空気や解放感、そして達成感を味わうとやめられないんですよね♪
所々にあるお地蔵さんには、綺麗なお花が供えられていました。誰かがお供えしてくれてるんですね^^
やっと黒門が見えてきました!山頂は近いぞ!来たことがある山だと、なんとなく距離感がわかるのが良いですね。
地面に散った青紅葉が綺麗♪ 紅葉しているより、私はこっちの方が爽やかで好きです^^
天上界へいざなう石段。愛宕山に登る前には疲れていたのでw 足を挙げるのがしんどーい!
あとちょっと!と見せかけて、神社まで続く石段。もうちょっとだ、頑張れ私!
やっと、愛宕神社に到着♪ 山の中にいると、コロナ禍であることが嘘みたいに平和なのですが・・やっぱりそうもいかず、愛宕山もしっかり影響を受けているようです。
毎年7月31日にある千日詣りは、今年は夜間点灯がないようです;その分期間が伸びていますが、夏の風物詩なだけに残念!
神社にお参りした後は、広場で景色を堪能♪ 休憩している人や、ご飯を食べている人もたくさんいました^^
今年は夏に北アルプスデビューを計画していたのですが、来年に持ち越します。色んな予定を狂わせる憎ウイルスですが、まずは安全と健康が第一ですね。
山頂までは約2時間でした!ここからはサクッと山を下りて、また嵐山まで・・遠いな(白目)下山した所で、またまた『よく通るんだけど、一度も行った事ないお店訪問シリーズ』の第二段です♪
あたごみせ 智楽庵(ちらくあん)
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨清滝町15-1
- 電話
- 0758625281
- 定休日
- 日曜日
登山口のすぐ近くにある、喫茶店?何度も通ってるのですが、初めて入ってみました。
店内には清水焼の焼き物が並んでいて、購入もできるようです。ご飯は食べていたので、ホットコーヒーをオーダー♪ 肝心な写真は・・撮り忘れました(笑)
今日は、初めてのお店を2か所も訪れました!よく知っているはずの道でも、いつもはただスルーしてしまっていたので新鮮です☆たまには、こういうのも良いですね^^
清滝トンネルを抜けて嵐山へ♪
さて、ここからは再び嵐山駅に向かいます。行きは遠回りしたので、帰りは一番近いルートにします。もうクタクタだしねw
もうなるべく坂道は登りたくないので、平坦な道路を通ります。薄暗くて不気味だし、狭いのですが近さと楽さにはかえられません。
心霊スポットとしても有名な、清滝トンネルを通りぬけます。暗くて怖い上に・・バスが通ると狭すぎてひかれそうになります(笑) 壁に張り付いてバスをよけながら、トンネルをくぐりぬけました。
トンネルを抜けると、あっという間に行きに寄った平野屋さんが見えました。近い!っていうか行きはどんだけ遠回りだったんだ・・
そこからまた、竹林の径を通って嵐山へ♪ 帰りに人力車を見かけました!なんか嬉しい・・着物姿の環境客はさすがにいませんでしたが、ボートに乗っている人もたくさん!少しづつ活気が戻ってきてますね^^
再び渡月橋を渡って、本日の長い長い山行は終了です^^スタートから、トータルで6時間くらいかかりました。駅前の風風の湯(ふふのゆ)はまだ閉館中だったので、お風呂は自宅に帰ってからです。
長くて暑い道のりでしたが、久々に愛宕山に登れて楽しかったです♪ また夏になったら、ドボンしにこよーっと(^^)/
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(´艸`*)