こんにちは、カトレアです(^^♪ 今回の全・場・時間な山登りは、滋賀県蒲生郡にある綿向山(わたむきやま)標高:1110mです!
 
「気軽に登れる1,000m級の山」として、特に冬場の樹氷が有名な人気のお山です。もうすっかり暑くなってきて、バカとカトレアさんは高い所に登る季節の到来w
 
ずっと行ってみたかった念願の綿向山!(^^)! 新緑のブナ林が美しく、とっても素敵な山でした(´艸`*) 欲張って、左右にそびえる水無山(みずなしやま)竜王山(りゅうおうざん)縦走という欲張りな山歩きになりました^^♪
 
カトレアカトレア

危険を感じる、綱渡りなシーンや


カゲレアカゲレア

予定外のハプニングも、チラホラありましたが・・


やっぴこさんやっぴこさん

それもまた、いつものカトレアさんらしいパターンw


今回は、鈴鹿山脈の南西に位置する美しく素晴らしい三山縦走の様子を前編・後編の二回に渡ってレポしていきます♪

綿向山 御幸橋駐車場からスタート


 
まずは、車で綿向山登山口に近い駐車場までワープ♪ さすがに、自宅発着は無理です(笑)駐車場は何ヵ所かありますが、今回は御幸橋駐車場に車を止めました。
 

 
御幸橋駐車場は西明寺の前のバス停を右に折れて、道なりに500mほど進んだところにあります。ここにはトイレはありませんが、すぐそばにありました。
 

 
とても広い駐車場で、100台は止められるそうです。この日は平日だったこともあり、車の数は少なかったです。車を止めて、さっそく登山開始! この日は31℃まで気温が上昇する予報でしたが、朝早かったので涼しかったです。
 

 
駐車場から登山口に向かいます。道案内看板もしっかりあって、わかりやすいです。日野川ダム沿いを山に向かって歩いていきます♪
 

 
登山ルートは表参道・北参道・水無山北尾根・竜王山経由の4ルートがありますが、今回は表参道コースから綿向山山頂を目指します。
 

 
表参道は、一番難易度の低い初級コース♪ 山頂までの参考所要時間は2時間となっていました。
 

 
林道を終点まで歩くと、ヒミズ谷出合小屋があります。登山届をだすポストもあったので、届を出してから登りましょう♪
 

 
ここからいよいよ登山口に入っていきます♪

綿向山 表参道登山口から登頂開始


 
まずは、鉄製の橋を渡ります。落下の危険があり一人づつ渡ってくださいという注意書き。こういうのを見ると、渡るのにドキドキしますね(笑)
 

 
橋を渡ると、もののけ姫の世界(^^)/ 綿向山は鈴鹿国定公園内にあり、7世紀頃から山岳信仰の対象として崇拝されているそうです。神様がいそうな、神聖な雰囲気!
 

 
道は踏み慣らされていて、とても歩きやすいです。傾斜もなだらかなので、初心者でも登りやすいというのも納得。
 

 
山頂までずっと一合づつ看板もあるので、現在地が解りやすかったです。といっても迷うような箇所もないくらいずっと道なりの一本道でした。
 

 
テクテクとひたすら歩いていきます。ちなみにトレランやMTBは禁止となっているので、今回はオール徒歩です!
 

 
木々に囲まれて日陰になっているので、とても涼しいです♪ 高度が上がればさらに温度もさがるので、これからの時期にも快適♪
 

 
あっという間に五合目まで来ました♪8時30分スタートで、五合目までは約1時間でした。五合目には避難小屋もあります。
 

 
小屋の前に夢咲の鐘があったので、とりあえず鳴らします(笑)小屋の中ものぞいてみました。机もあって、綺麗でしたが・・窓が締め切られていて暑かったです;
 

 
蒸し風呂状態なので中での休憩は諦めて、すぐそばの眺めのいいベンチに腰掛けました。ここで、モグモグタイム♪
 

 
地図を見ながら、この先のルートを再確認します。このまま一目散に山頂は目指さず、せっかくなので左右の山にも縦走することにしました。まずは八合目の分岐で水無山(みずなしやま)へ行って、一旦戻ってから綿向山に行くことにします。
 

 
休憩して、糖分も水分も補給してから再びスタート♪ だんだんと標高も上がってきました^^傾斜がきつくないので、とても楽に登れます。愛宕山ポンポン山に登る方が、ずっと大変という印象です。
 

 
六合目をすぎて、七合目までいくとお堂がありました。町内信者によって祀られたという綿向行者堂です。
 

 

カトレアカトレア

ブナの原生林に囲まれたとても静かな場所です。


カゲレアカゲレア

このあたりは山伏コバと呼ばれているんだよ!


瑞々しいブナの木に囲まれた道は、とても気持ちいいです^^ブナの木は保水量が多くて、薪には向かないそうですが「ブナの山には水筒いらず」と言われるほどなんだそうです。
 

 
とても静かなのですが、鳥の鳴き声が聞こえます^^ この大自然に包まれた感覚が大好き(´艸`*)
 

 
木の橋を渡ると、ようやく八合目まできました。ここからは、一旦ルートを変えてお隣の水無山を目指します。

綿向山八合目分岐から水無山へ


 
とっても平和で歩きやすかった綿向山表参道登山道ですが、水無山への分岐を過ぎると一変して一気に難易度が高くなります;
 

 
斜面を、ズベらないように慎重に真っ直ぐ進みます。雨の日は、さらに危険度が増しそうです。ロープが張ってあるところもあるので、捕まりながら前進。ここでは軍手が必須です。
 

 
斜め具合が、伝わるでしょうか?水無山ルートは滑落事故も多いそうですが、納得。
 

 
ロープに頼りつつ、とにかく滑らないようにゆっくりと歩きます。初心者さんは、おとなしく綿向山だけにしておきましょう(*_*)
 

やっぴこさんやっぴこさん

寄り道して、危険な目に合うのもカトレアあるある(笑)


危険ゾーンを過ぎると、目の前に美しい景色が広がります(*’▽’) 
 

 
真直ぐすすんで山頂かな?と思いきや、途中で山の中に入っていきます。ちなみにまっすぐ行くとガレ場・危険という看板がありました。
 
 

 
案内板に従って、緑のトンネルをくぐって再び森林ゾーンに突入。
 

 
山頂はこの先にありますが、その先にはさらに南峰があります。その先は道がなくなるので、再びここに戻ってくるしかなさそうです。
 

 
ここからは木々の合間をぬって、登りになります。もう標高は900mくらいあるので、影のない場所でも涼しいです^^
 

 
癒しのグリーンゾーンを過ぎると、さらに傾斜がきつくなります。
 

 
最後に岩場をロープで登ります!繰り返しますが、表参道ルートは山散歩という感じですが・・水無山北尾根ルートはハードです!
 

 
岩場をよじ登りーの
 

 
さらに登りーので、やっと水無山山頂に到着です♪ 

水無山(みずなしやま)標高:990.7m


 
標高は990.7mあります!周りが木々に遮られているので、景観もなく山頂感がイマイチです。
 

 
石碑はありますが、三角点はありませんでした。さらに奥に5分程進んでいくと、水無山南峰に辿り着くことができます。
 

 
水無山南峰は標高985mです。山頂よりも、景色が綺麗!
 

 
ここまでで、スタートから約2時間かかりました。八合目の分岐点からは30分程です。
 

 
この先は行き止まりなので、来た道を戻って次は綿向山の山頂を目指します(´艸`*)

来た道を戻って、綿向山八合目へ


 
寄り道もせず、表参道コースで下山するなら軍手は必要ないですが・・縦走する場合は必須です!
 

 
ちなみに下山ルートも危険な道を選んでしまったので、軍手に救われました(笑)二回もコケてちゃった(*_*;
 

 
先程の分岐点まで戻ったら、再び表参道ルートで九合目を目指していきます。
 

 
表参道ルートは、歩きやすくて良いわ(笑)ここから山頂までは、15分程です。
 

 
九合目を過ぎると、最後に天上界へと続く強烈な階段があります。ありがちなパターンですね;
 

 
この階段がドギツイのですが、視線の先に鳥居が見えるので頑張れます!山頂きたで!あとちょっとやで!
 

 
階段を登り切って鳥居をくぐると・・
 

 
山頂キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

綿向山 標高:1110m


 
8時30分スタートで、11時15分山頂到着です。標高は1110m!日野町ではその標高にちなみ、毎年11月10日が『綿向山の日』に制定されています。
 

 
天穂日命社が祀られた大嵩神社(おおたけじんじゃ)の社があります。
 

 
少しガスってますが、眺めも抜群です!
 

 
涼しくて、眺めもよくて気持ちいい(´艸`*) 景色を堪能しながらランチタイムにしました♪
 

 
今日の持参品はコチラ。あとは、水分補給用に水を1リットル持ってきていました。
 

 
ランチパックが、気圧でパンパンに膨らんでいます!近所の山では見られない光景なので、テンションもパンパンに膨らみます(笑)
 

 
ご飯を食べて、山頂をぐるりと一周。鳥小屋だと思っていた、木のお家を除いてみるとスタンプ発見!
 

 
見逃さなくて良かった!綿向山登頂記念スタンプをGET♪ こういう事もあるので、山歩きの時はスタンプ帳と御朱印帳も常に持参しています(*^^)v
 

 
さて、ここから下山する訳ですが・・ここでもまた欲がでてお隣の竜王山(りゅうおうざん)にも行ってみたくなりました。ということで、下山ルートは竜王・綿向縦走コースからの竜王山コースで帰ることに。
 

 
ここでも危険ゾーンに突入ことになってしまうのですが、長くなってしまうので続きは後編で♪
 
 
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^^)v 
 


 
是非後編もご覧ください♪