こんにちは、カトレアです(^^♪ まもなく関西は梅雨入りしそうですが、その前に・・ということで滋賀県の高島市朽木にある蛇谷ヶ峰(じやたにがみね)登山に行ってきました♪
蛇谷ヶ峰は滋賀県比良山地の北部に位置する標高901.7mの山です♪ 別名を「小椋栖山(おぐらすやま)」といい、比良山地の中でも特に展望が良いとされるお山です。
滋賀県の湖西地方には、比良山地の最高峰である「武奈ヶ岳(ぶながたけ)」など周辺にもたくさんの山があります!蛇谷ヶ峰への登山ルートもたくさんあるのですが・・
今回は、一番簡単にいける「くつき温泉てんくう」からのコースで登りました^^
下山後そのまま温泉に入ることができるので、とってもオススメです!
「くつき温泉てんくう」からの蛇谷ヶ峰登山は、階段が多いので少しキツイですが・・3時間弱と短距離・短時間で登り降りできます。下山後にはすぐに温泉に入れるし、お食事することも可能です!バンガローもあるので、お泊りもできますよ!
景色も素晴らしくって、初心者さんにもお勧めな登山ルートだよ!
今回は、そんな蛇谷ヶ峰登山についてレポしていきます♪ 蛇谷ヶ峰登山前に食べた美味しいお蕎麦や、くつき温泉についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください♪
蛇谷ヶ峰登山・・の前に、まずは腹ごしらえ
当初の予定では、蛇谷ヶ峰登山の後にお蕎麦を食べに行って温泉に入って帰るというプランでしたが・・・
名神高速道路の集中工事により、往路で大渋滞に巻き込まれてしまいました。
時間が大幅に狂ってしまったので、先にお昼ご飯を食べることにしました(笑)
くつきそば 永昌庵 (えいしょうあん)
- 店名
- くつきそば 永昌庵 (えいしょうあん)
- 住所
- 滋賀県高島市朽木大野178-5
- 営業時間
- 11:00~17:00(売り切れ次第終了)
- 定休日
- 日曜日/祝日
永昌庵さんは、テレビにも出るような滋賀県の有名店です!開店前に到着したのですが、営業時間前にも関わらず快く中に入れてくれました^^
私が頼んだのは、おろし蕎麦です^^♪ 少し太めの麺で、量もボリューミー!辛味の効いた大根との相性がバッチリで、とても美味しかったです^^
朽木名物の栃餅を揚げた一品「栃あげ」や「そばもちあげ」もオーダー♪ 窓の外に広がる、安曇川ののどかな風景を眺めながら食べることができます^^
どれもすごく美味しいのですが・・量が多いので
いろいろ食べたい場合は、お蕎麦が半分の「ひめもり」にすると良いですよ^^
画像はそばもちあげだよ!
腹ごしらえが済んだところで、蛇谷ヶ峰登山に向かいます♪ 蛇谷ヶ峰登山口のすぐ近くで、グリーンパーク想い出の森「くつき温泉てんくう」の駐車場に車を置いてのスタートになります♪
蛇谷ヶ峰登山・駐車場
- 住所
- 滋賀県高島市朽木柏341-3
- TEL
- 0740-38-2770 (AM8:30-PM8:00)
- 駐車場料金
- 無料
- MAP
駐車場までの道のりも、川や山など大自然の景色を楽しめます^^ 駐車場には、綺麗な洋式の水洗トイレもあって高ポイント!くつき温泉だけでなく、屋内プールもあります^^
他にもバンガローやオートキャンプ場、テニスコート、グランドゴルフ場などなど・・登山以外にも色んなアウトドアを楽しむことができるんです♪♪
車を置いて、お手洗いを済ませたらさっそく蛇谷ヶ峰登山スタートです!
登山前にはヒルよけスプレー
関西は梅雨入り目前なので、湿度もかなり高くなってきています!そろそろヤマビルも活発化してくるころ・・(*_*) 最近は予期せぬ毛虫攻撃など、思わぬ所で苦手な虫達に遭遇することも多かったので・・
今回からは、虫よけスプレーを必須化しました!
そして、新たにヒル対策にも乗り出しました!
その名も、ヒル下がりのジョニー(笑)
上半身には、虫よけスプレーを!そして足元にはヤマビル除けスプレーを!オサレは足元からと言いますが、ヤマビルも足元から忍び寄ってきます! ちなみに家をでる前には、UVスプレーを振りまいています。色んな物を噴射した身体には、下山後の温泉は必須なのです(笑)
全身を虫からも日焼けからもガードして、いよいよ蛇谷ヶ峰登山口へ向かいます♪
蛇谷ヶ峰登山口へは、トラップに要注意
蛇谷ヶ峰登山口へは、バンガローがある方向に進みます。登山者カードのポストもあるので念の為に提出しておきましょう!登山届の裏面は地図にもなっています。
なだらかで舗装された道を進んでいくと、右手につり橋・登山道と書かれた木の看板が出てきます。
標識の差す方向に下っていく道があるので、うっかり右手にいってしまいそうになりますが・・
その先にも木の標識があって、蛇谷ヶ峰登山口と書かれています!
トラップは無視して、そのまま真直ぐ進んでくださいね!
そのまま真直ぐに進んでいくと、通行禁止のロープが張られた場所にでます。
この先は行っちゃいけないのかな・・とひるんでしまいそうになりますが、これはトラップ!車除けのロープなんです!登山口はこの先にあるので、登山者はロープの先に進んでいきましょう!
ロープを越えて、そのまま道なりに進んでいくと、再び道標がでてきます。
まだまだ進みます。貯水タンクのような、近未来的な建造物を越えると林道に入ります。
林道を進んでいくと、左側に脇道があります。
ここが登山口になるので、見逃さないようにね!
登山口までに二つもトラップがあるので、ここの道であってるのかな?と不安になりますが・・登山口さえ見つけてしまえば、あとは道なりです^^♪ 所々に道標もあって、行先・距離・標高が書いてあるので安心です!
蛇谷ヶ峰登山スタート
山の中に入ると、初めはなだらかで緩やかな登りになります。木々が茂っていて、ひっそり静やかで涼しいです♪
木漏れ日がとても綺麗で、まさに森林浴という言葉がぴったり(*^^*) 足元も土がフカフカして気持ちよく歩くことができます♪
蛇谷ヶ峰山頂までは1.9km。『距離短いし、楽勝やん!』と思ったアナタは致命的な勘違いをしています(笑) 山道では、陸地でのはじきの法則は通用しないのです。
<はじきの法則> 速さ、時間、距離を計算する公式。図にして「求めたいものを隠す」と公式を作ることができます。図を描くときは「きのしたにはげたじいさん」と覚えましょう。
山道をどんどん登っていくと、少し下りがあって谷の方に続いていきます。
水のせせらぎも聞こえて、とても水の綺麗な小川が流れています^^ マイナスイオンたっぷり!水辺を石づたいに超えて向こう側へ♪
浅い小川ですが、足元を濡らさないように注意して超えてくださいね!この先は、階段地獄が待っています・・
蛇谷ヶ峰登山-階段地獄突入-
小川を越えて、倒木のトンネルをくぐると・・・その先はいよいよ階段地獄です(´・ω・`)
ひたすら階段を登って、つづら折りに進みます!木の階段って、どうしてこんなに歩幅が合わないのでしょうか?設計ミスなのか?山男に合わせて作られているとしか思えません(笑)
山男(やまおとこ)は、日本各地の山中に伝わる大男の妖怪。
階段を登り切ると、その先にまた階段・・・心拍数が上昇して汗が噴き出してきます。最近ドキドキしていない人にはおススメ!トキメキが止まらなくなります(笑)
また階段を登ると・・再び階段・・というのを山頂まで何度も繰り返す羽目になるのです・・・
蛇谷ヶ峰登山最大の難所
登り階段を繰り返していくと、階段というかデッキのような木の板を通過する道があるのですが・・・
ところどころが壊れています(*_*)
木の板に乗ると、動く板があったり滑りやすい箇所もあってかなり怖いです(´・ω・`)
登りもくだりも、ここを通るのですが慎重にゆっくりと歩いてくださいね!
ツルっと踏み外すと、奈落の底へ真っ逆さまです(*_*)!! 他は特に危ない箇所はなかったのですが、この壊れた木の板だけはとっても怖かったです!今回の一番の難所かも?!
無事にぶっ壊れゾーンを過ぎると、紫陽花ベイベー達が道の両脇を取り囲んでいます^^
まだ少し紫陽花には早くて赤ちゃんばかりでしたが、間もなく素敵な紫陽花ロードになりそうです^^♪ そして難所を越えても、階段地獄はまだまだ続きます・・・
蛇谷ヶ峰登山-552m分岐地点-
階段を登って、ようやく次の道標発見!朽木いきものふれあいの里からの登山道とは、ここで合流できるようになっています!
蛇谷ヶ峰までは・・あと1.3km
まだ600mしか進んでいません(笑)
蛇谷ヶ峰登山ラスト1kmは、さらに急な階段
やっと広くて歩きやすい登山道に出たーと思ったら・・うたかたの様に消入り、すぐにまた階段の登場です!
もはや怪談!
ようやく残り1kmの道標を見つけましたが、この先の階段はさらにドギツイ傾斜になっています(*_*)
一段一段がキツくて、かなり足を上げないと次の段に届きません;
あと1km・・ロードを走るとすれば、だいたい6分前後で到着なのですが・・山男仕様の階段を登ると20分はかかります。
キツイ階段を登り終えると、また階段。画像フォルダは階段の写真だらけです(笑)
同じ階段の写真を撮っている訳ではなく、全て違う階段なのです。
そのくらい、ひたすら階段です。
あと0.5km!
あと0.3km
この辺りから、だんだん見晴らしも良くなってくるよ^^
短い距離のハズなのに・・終わりなき階段は長すぎて辛かったです;1kmが永遠に感じられる相対性理論。
蛇谷ヶ峰登頂:標高901.07m
ようやく、標高901.7mの蛇谷ヶ峰山頂に到着です!早い人だと1時間20分程度で登頂出来るようですが、私は1時間35分かかりました。ランナーとはいえ、階段には登り慣れていないのです(´・ω・`)
少し曇っていますが、絶景です!琵琶湖はもちろん、武奈ヶ岳もバッチリ!京都の北山も見えます(^^)/ 伊吹山も見えるハズなんですが、ちょうどその辺りに雲がかかっていてハッキリとは見えませんでした。
いつものように、三角点をパチリ★
恒例のアレも・・(笑)
山頂で食べようと思って、コンビニで卵焼きを買ってきていたのですが・・階段が辛すぎて食べるのを忘れてました(笑) お蕎麦を食べてから登ったこともあって、お腹も全然空いてなかったです。しばらく景色を楽んだあとは、来た道を戻って下山します。
くつき温泉てんくう目指して下山
分岐点にはちゃんと標識があるのですが、どこで見逃したのか・・途中で道を間違えてしまったようで、標識には目的地への矢印がありません・・ということで、また登って蛇谷ヶ峰の方へ戻りました(笑) 良い子は道標を見落とさないように慎重に歩きましょう。
登るのがキツイ階段は下るのも大変です;山男仕様なので、一歩一歩がイチイチ身体に響きます。膝を痛めないように気を付けましょう(・へ・) 難所である、壊れた木の板は下り基調だとより恐ろしさを増すのでゆっくり慎重にね!
スタートは11時40分でしたが、ゴールしたのは14時28分でした!
たっぷり汗をかいたので、次はお温泉で汗も疲れも・・スプレーした各種液体も流します♪
下山後は、温泉に限るね!
くつき温泉-てんくう-
- 施設名
- くつき温泉 てんくう
- 住所
- 滋賀県高島市朽木柏341-3
- お風呂営業時間
- 10:00〜21:00まで(受付終了20:30)
- お風呂利用料金
- 大人(中学生以上)700円 / 小人(3歳以上)350円
駐車場のすぐ側にある施設には、温泉だけでなくお食事処や屋内プールもあります♪ 本当はプールにも入る予定で水着を持ってきていましたが・・渋滞のせいで時間がなくなったので、今回は温泉だけです。
露天風呂やサウナもあります♪ 私が行ったのは平日だったのですが、土日祝限定で「木の湯・石の湯」も入ることができます。ただし日・祝だと、くつきそば 永昌庵 (えいしょうあん)は定休日になってしまうので全部楽しみたい方は土曜日に行くのが良いと思います^^
短時間でしたが、結構な運動量・・・翌日は階段のせいか、太ももが筋肉痛でした;それでは、今回のまとめです♪
まとめ
今回のコースは、くつき温泉てんくうから蛇谷ヶ峰登山口に入るルートでした!
そして、蛇谷ヶ峰登山の前にはくつきそば 永昌庵 (えいしょうあん)でおろし蕎麦を食べて、下山後はくつき温泉-てんくう-で疲れを癒すというプランです♪
山頂までの登頂時間は、1時間35分でした。登頂開始から終了までは3時間30分かかりましたが・・下山道を間違えて、余分に登り降りしているので(笑) 間違えなければ、だいたい3時間前後で戻ってこられるコースになります。
温泉だけでなくプールとセットのプランにすれば、水着着用の屋内温水プールも入ることができます。スライダー付き子供用プール、サウナ、 てんぐぶろの露天風呂などご家族や男女で一緒に楽しむこともできるので丸っと一日楽しむことができます^^♪
名神集中工事が、6月3日~15日まで吹田IC~春日井IC(上下線)で行われています。
この期間の高速道路での移動は大渋滞にドハマりしないように、気を付けてね!
渋滞がなければ、てんぐ風呂もキノコサウナも入る予定だったのに・・・とっても、悔やまれます(笑) この辺りには、比良山地 (ひらさんち)の山がたくさん連なっています。次回は他の山に登って、温泉+屋内プールも満喫したいな♪ ちなみに比良山地の主な山は・・
奥比良
北比良
南比良
リトル比良
こんなにもあります!標高が1,000 mを超える山も多くて、登り甲斐がありそうですね^^♪
なるべく山男階段が少ないといいのですが・・(笑)
梅雨が明けたら、またどこかに登りたいな
標高の高い山は、下界より涼しいので夏の避暑にもいいね!
活発化してくる虫やヤマビル達に気を付けながら、今年の夏も山を楽しみたいと思います^^♪ そのためにも、日頃からなるべく階段を使って足腰を強化しておこうとおもいます(笑) 今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました(´艸`*)
おまけ
蛇谷ヶ峰山頂付近にはカツラの谷コースとの分岐地点もありましたが、カツラの谷ルートは現在登山道が崩落しているので通行止になっています!