こんにちは、腹出し・ヘソ出し カトレアです(^^♪ 今回の全・場・時間な山登りは、滋賀県高島市にある『リトル比良』のコース内にあるヤケ山(標高:700m)です!
 
カトレアカトレア

リトル比良は滋賀県高島市にある比良山地北部の支稜です。


カゲレアカゲレア

比良山地の北部はY字に分派していて、その東側(琵琶湖側)の山脈のことを”リトル比良”と呼ぶよ!


やっぴこさんやっぴこさん

最高峰・武奈ヶ岳付近を中心にY字を形作っていて、Y字の西側(左側)は蛇谷ヶ峰(じゃだにがみね)へと続き、東側は釈迦岳・ヤケ山と続くよ


今回は、東側のヤケ山に登りました。山登りだけではなく、ドボンも楽しめる納涼スポットなのです!
 
登山口からすぐの場所に、滋賀県で一番大きな滝として有名な楊梅の滝(ようばいのたき)があるので、まずは滝遊びして身体を冷やして山に登り、下山後は再び滝でアイシングという万全な熱中症対策(笑)

スタート:7時15分→滝遊び:7:34~45→涼峠:8時40分→ヤケ山:9時15分→滝遊び:10時10分~25分→ゴール:10時35分 <<トータル:3時間20分>>

 
滝遊びを含めても、3時間20分と短時間でサクッと登れる手軽な山なので朝活にもぴったりです♪ 交通アクセスもよく、マザーレイク琵琶が見えるビュースポットもあります!余力があれば、リトル比良を縦走しても良いですね♪
 
今回は山&滝&ドボンと暑い日でも楽しめる、お手軽トレッキングレポです(^^♪

比良げんき村・楊梅の滝の駐車場からスタート


 
JR湖西線の北小松駅から1km程なのでアクセス抜群。「比良げんき村」をそのまま真っ直ぐ山の手へ進むと、数百メートル程度で楊梅の滝・駐車場があります。
 

 
駐車場には車が5台程度止められます。満車の場合も比良げんき村の駐車場があるので、安心です。公衆トイレや休憩所もすぐ近くにありました。
 

 
休憩所には登山届を出すポストがあって、登山ルートの案内図もあります。
 

 
この辺りは、琵琶湖国定公園の特別地域になっています。準備を済ませて、まずは登山口から楊梅の滝(ようばいのたき)へ向かいます♪

楊梅の滝(ようばいのたき)総合落差76m、滋賀県内1位


 
楊梅の滝は、白亜紀の花崗岩層を流れ落ちる段瀑です。上から雄滝(おだき:40m)・薬研の滝(やけんのたき:21m)・雌滝(めだき:15m)と三段になっていて、その落差は76mと滋賀県ではナンバーワンなんだとか!
 

カトレアカトレア

ヤマモモの滝、白布の滝、布引の滝とも呼ばれています。


カゲレアカゲレア

足利義輝が訪れた時に、楊梅の滝(やまもものたき)と名付けたとされ、今日では、音読みで(ようばいのたき)と読むのが一般的だよ


やっぴこさんやっぴこさん

雄滝と雌滝の主は、大蛇の夫婦だという昔話があるとかないとか。



 
登山道の入り口は、「楊梅の滝」と「涼峠、寒風峠、瀧見台」の2方向に分かれています。どちらに行っても雄滝、薬研の滝、雌滝の三段を巡ることができますが・・雌滝からの遊歩道は陥没・崩落 通行止めになっていました・・
 

 
滝まで180mでいけるショートカットコースを諦めて、雄滝方面へ迂回します。迂回路は整備された歩きやすい道になっていますが、ガッツリ登りです。
 

 
暑さと登り坂で息が苦しいです。夏の空気は膨張しているので同じだけ空気を吸い込んでも、含まれる酸素が薄いそうです。標高低いけど、酸欠(笑)
 

 
雄滝と雌滝の案内板、ひとまず雌滝へ
 

 
雌滝は落差15mで一番下段にあります。最近は滝壺での事故も多いので、流れの激しい所には近寄らず・・滝からの水が岩から流れ落ちるプチ滝にドボン♪

滝行で禊落とし?! プチ滝へドボン♪


 
( 厂・ω・ )厂うぇーい♪ と水の中に入って行きますが、水が冷たくて滝に打たれるのは躊躇(笑)
 

 
実は、水がそんなに綺麗ではありません;なんか茶色いし、落ち葉もたくさん浮いてるし・・でも暑いので、やっぱり冷たい水は気持ちいいです♪
 

 
さっきまで暑くて汗だくだったのに、一瞬で身体が冷えました! 向こう岸に渡ると、雄滝へ登る階段があるのですが・・こちらも通行止めになっていました。元の登山道に戻り、次は雄滝を目指します。

滝見台からの楊梅の滝・雄滝


 
少し登ると、テーブルとイスがある見晴らしの良い場所に出てきました。ここから遠望で、雄滝を見ることができます。木々に遮られて解りにくいですが、湖上から見える唯一の滝でもあるそうです。
 

 
逆光気味で写真ではわかりづらいですが、マザーレイク琵琶も見えます!水面がキラキラと綺麗(´艸`*)
 

 
滋賀県民の鉄板ネタで「琵琶湖の水、止めたろか!」と言う迷セリフがありますが、実際に水を止めると「滋賀県が水没し、自滅する」そうです(笑) →出典:日本経済新聞
 

 
近畿1450万人の飲み水を供給している国内最大のマザーレイクを横目に、ズンズンと進んで高度を上げていきます。
 

 
石積峠(命名:カトレア)に到着。
 

 
雌滝の次は、雄滝です^^ 水の音のする方向へ・・

圧巻!楊梅の滝・雄滝


 
少しづつ音が大きくなって、岩肌に勢いよく水が流れてくるのが見えてきました。
 

 
またプチ滝(笑) 帰りはここにドボンしよう♪ プチ滝の上流に親玉であり、今日の主役である雄滝があります。
 

 
ド迫力!落差40mの県下一の滝です!写真だと全体像はおろか、水の勢いや迫力が微塵も伝わらない・・動画にすればよかったかな。
 

 
さっきまで暑さに悶えていたのに、一気に涼しくなって空気が濃厚!
 

 
音も凄いので、この滝に打たれるのはちょっと怖い・・やっぱりプチ滝で充分です(笑) 雄滝で涼んだ後は、ヤケ山の山頂を目指します♪
 

 
よくわからない標識が倒れていました。案内標識ではないみたいで、小唄みたいなのが書いてあります。
 

 
この先の道のりは、結構ハードです。どんな山でも、山は山なのです。そして特筆すべきは、蜘蛛の巣が至る所に張り巡らされている事!
 

 
油断すると、すぐに引っかかります。蜘蛛がやたらめったらデカいので、エサにならないように拾った枝を振り回しつつ進んでいきます。
 

 
ステッキを振り回しているにも関わらず、何度も蜘蛛の巣に引っ掛かりながら・・涼峠までやってきました。

涼峠(読み仮名不明)


 
何て読むのか調べたけどわかりません;スズシトウゲという事にしておきましょう!その名の通り、爽やかな風の吹き抜ける場所で体感温度が一気に下がって涼し気です。
 

 
北小松地唄保存会による小松柴出し唄の看板もありました。涼峠を過ぎると、寒風峠とヤケ山の分岐点に出ました。涼峠に続いて、寒風峠!納涼感たっぷりなネーミング。
 

 
寒風峠経由でもヤケ山に行くことができますが、最少の労力で最大の成果を出すバリキャリ女・カトレアは、最短距離でヤケ山を目指します♪
 

 
風の通り道なのか、いい感じで涼しいです。蜘蛛の巣に気を付けながら、せっせと登って行きます。
 

 
最後にきっつい坂を登ると少し道がなだらかになって、ようやくヤケ山の山頂に到着です♪

ヤケ山(標高:700m)


 
平でほんのり開けた場所に、あちこちの方向をさした木の標識があります。薄っすい字でヤケ山と書いてあります。
 

 
標高は700m。ここは黒谷方向からと湖岸の北小松からの登山道の交差点になっていて、楊梅の滝や他の山にメインを持っていかれてただの通過点的な感じになっています。
 

 
木々に囲まれているので、それほど展望がよい訳でもないですが、武奈ヶ岳や蛇谷ヶ峰など高い山が見えます^^ 

 

 
山頂でモグモグタイム♪ 今日はダイソーで話題の、二個100円のレモンケーキです。それにしてもヤケ山って変な名前・・その先には、ヤケオ山というのもあります。山名の由来とか調べてみたけど、出てきませんでした。
 

 
今回は、縦走せずヤケ山だけ。来た道を戻って、再び滝遊びをして汗を流します♪
 

 
下山時には、綺麗に見ることができたマザーレイク琵琶!朝は少し曇っていましたが、青空が広がってきました^^
 

 

カトレアカトレア

琵琶湖は「近畿の水がめ」と表現されることが多いですが、滋賀県では「水がめ」と表現するのを避けているといるそうです。


カゲレアカゲレア

琵琶湖はただ水を貯める機能しかもたない甕(かめ)じゃねえ!


やっぴこさんやっぴこさん

「大勢の人々が琵琶湖に強い思い入れを持ち、琵琶湖に依って生活している」との思いからくるものだよ!


母なる湖をうっとり眺めながら、先ほどの石積峠まで下りてきました。最後は雄滝で締めます♪

山行の締めは、楊梅の滝ドボンでアイシング♪


 
先ほど雄滝に来た時に目を付けていた、雄滝が下から見えるプチ滝(笑) 勢いよく足元を水の中へドボン♪ 滝に打たれたいのですが、そこはさすがに勇気がいります・・見事な屁っ放り腰カトレア。
 

 
お尻からそーっと、滝に近づきます。頭からぶっこんでいけないヘタレカトレア
 

 

やっぴこさんやっぴこさん

「顔はやめな。ボディにしな!」



 
ヤケ山までの道のりで疲れた身体も、滝のように流した汗もドボンでスッキリ・サッパリ(^^♪ まだ暑いといえども、秋の気配はどんどん色濃くなってきています。夏季限定のドボンは後一回くらいできるかな・・?
 

 
滝で思い切り遊んだ後は、びしょびしょの身体で車に戻ります(笑) 
 

 
7時15分にスタートして、ゴールしたのは10時34分でした♪ これぞ朝活(´艸`*) 今回も山に滝に、とっても楽しい山行でした♪♪ 
 
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)