【韓国･釜山】金井山最高点の「姑堂峰」へ! 温泉場～梵魚寺トレッキング♪

こんにちは、カトレアです(^^♪　今回の安全・近場・短時間な山登りは、なんと！初の海外編！韓国・釜山にある金井山-금정산-（クムジョンサン）です♪

カトレア

釜山（プサン）は地名に山が入るほど、70％以上が山です。

カゲレア

その中でも、韓国最大の城壁が築かれている金井山（クムジョンサン）へ行ってきました！

海外で山登りというと、とってもハードルが高く感じますが・・関空から釜山までは1時間半程で到着します。しかもLCC（ローコストキャリア）を使えば、往復1万円前後で行くことができるのです(´艸｀*)

カトレア

韓国への旅費等は、別の観光記事で詳しくご紹介しますね＾＾

カゲレア

コチラも是非ご覧ください→【韓国･釜山】釜山タワー観光＆南浦洞(ナンポドン)の絶品韓国グルメをご紹介♪

やっぴこさん

街歩き記事もあるよ！→【韓国･釜山】甘川文化村でスタンプラリー♪アートな街並みは路上美術館 !

金井山（クムジョンサン）へのルートは・・

釜山駅～地下鉄1号線温泉場（オンチョンジャン）駅下車～金剛公園(クムガンコンウォン)～南門（ナンムン）～東門（トンムン）～北門（プンムン）～姑堂峰（コダンポン＝頂上）～梵魚寺（ポモサ）～地下鉄梵魚寺駅

という、バスやケーブルを使わない徒歩6時間強のコースです。標識がハングル語しかなく、迷ったり(・へ・)行き過ぎたり(‘_’)雨に降られたり(*_*)とかなりハードな謎解きミステリートレッキングでした(笑)

そんな今回は、初の海外編！韓国・釜山の山歩きをレポしていきます♪

釜山駅から地下鉄1号線で温泉場（オンチョンジャン）駅へ

典型的な地図の読めない女である私は、事前に道のりを箇条書きにしてきました(笑)　宿泊先は釜山駅前だったので、まずは地下鉄にのり温泉場（オンチョンジャン）駅へ

駅には皆大好きセブンイレブンや、パン屋さんがあるので水分や軽食を購入して3番出口からスタートです。

最初の交差点で、いきなり道を間違えて行きすぎたりしましたが(笑)　まずは、ケーブルカーの乗り場がある金剛公園(クムガンコンウォン)を目指します。

もちろんケーブルに乗って、この先目指すスポットである金井山城の南門に行くこともできますが登山口もあるので歩いて登ることもできます。

やっぴこさん

道がわかりにくいので、素直にケーブルカーに乗った方がいいよ(笑)

この先色んな苦難が待ち受けることなど露知らず、ケーブルを華麗にスルーして徒歩で山を登っていきます。

立派な標識がありますが、ハングルオンリーと不親切(*_*)　せめて漢字かイングリッシュで書いてくれてるといいのですが、ハングルが読めない私には記号というか暗号のようです。

岩々しいゴツゴツした山道を、ひたすら登っていきます。この日の気温は23℃くらい、日本に比べると涼しいですが湿気が多くてそれなりに暑いです。

傾斜もきつくて、すぐに汗だくになります(‘_’)　ケーブルカーだと一瞬でワープできる道も、歩くと相当な時間がかかります。ひとまずケーブルの山頂駅まで行って、売店があったのでアイス休憩にしました。

売店だけでなくトイレもあるので、しっかりと休憩して次はは金井山城の南門（남문）を目指します。

金井山城（クムジョンサンソン）の南門（ナンムン）

まずは簡単に金井山城（クムジョンサンソン）についてご紹介します。

建てられた時期ははっきりしていませんが、城郭や門の模様から見て新羅時代に外敵から守るために初めて作られたと見られています。実際にここで戦いがあったという記録は見つからなかったそうですがその後、旧日本軍により破壊されてしまいました。１９７２年に東門と南門、１９７３年に西門、１９８６年に北門を復元し、現在も続けて復元作業が行われています。

カトレア

金井山城（クムジョンサンソン）の大きさは・・長さ１７，３３７ｍ、城壁の高さ１～３ｍ、総面積は８２１３平方kmもあります！

カゲレア

釜山市の４つの区、そしてお隣の梁山（ヤンサン）市にまたがる韓国最大の城壁なんだよ！

南門へ向かう途中で、雨が降り出してしまいました(‘_’)　天気予報でも曇り時々雨となっていたのですが、韓国まできて諦めるなんてありえなかったので雨も想定内ではありましたが・・結構きつめに降ってきました＾＾；

一気に霧がかかり、辺りは真っ白に(*_*)　

カトレア

南門に到着するや否や、門下で雨宿り(笑)　他のハイカーさん達も避難していました。

雨宿りついでに、駅で購入したパンを食べてエネルギーチャージ！リュックの中にはパスポートなども入れていたので、厳重に防水対策をして雨の中を歩きだします。

雨の方が涼しいし、そのうち止むだろうと能天気に進んでいきます。次に目指すのは、金井山城の東門（トンムン）です。ハングルが読めないので、何度かハイカーさんに道を聞いたのですが・・

カトレア

声をかけた人全員が、英語が話せませんでした(*_*)

カゲレア

イーストゲートとか、ノースゲートとか方角さえも通じなくて苦労しました

やっぴこさん

行先だけは読めるようにしてくか、書いておくかした方がいいよ

金井山城（クムジョンサンソン）の東門（トンムン）

雨の中、東門（トンムン）を目指します。ハングルでは동문と書くのですが、コの反対と覚えてオリエンテーリングのように記号を探して歩きます(笑)

雨は降ったり止んだり、동문への矢印を見つけて進むのですが・・進んだ先の次の標識には동문が書いていないという摩訶不思議な案内表示(*_*)　不親切極まりなくて、何度も戻ったり道を探したりする羽目に＾＾；

城壁沿いを伝えば辿り着けるはずなのですが、何度も道案内トラップに騙されて道を間違えました。ようやく辿り着いた東門（동문）。

でもここは、ただの通過点です。次は、北門（プンムン）を目指します。

ピークポイント・金井山（標高：687m）

北門（プンムン）はハングルでは、북문と書きます。私はかかしと覚えました(笑)

カトレア

片足で立ってるかかしにみえませんか？

たぶん晴れていたら景色も良かったと思いますが、霧で何にも見えない・・(笑)　雲の中を歩いていることにしておきます。

かかしを目指している途中で、本日の第一ピークポイントに到着！本当はもう一つピークがあったはずなのですが、そちらは逃してしまいました(‘_’)

モヤモヤの中、三角点がありました！金井山（標高：687m）と書かれています。ここは漢字表記もあって、わかりやすいです。

写真を撮っていると、後からきた強引な韓国人が割り込んできました(‘_’)韓国にきてから、手で押しのけられることが多々ありました(笑)

ここから북문（北門）までは、木の歩道があったりして比較的わかりやすかったです。

金井山城（クムジョンサンソン）の北門（プンムン）

북문（かかし）に到着！再び門下で雨宿りしつつ、残りのパンを食べます。

見た目でしか選べなかったので何味のパンなのかは、食べてみるまでわかりません(笑)　中にピーナツクリームの入ったパンでした。お腹を満たしたあとは、本日のメインスポット！金井山の最高峰である姑堂峰（コダンポン）を目指します。

金井山最高峰・姑堂峰（コダンポン）標高：801.5m

姑堂峰（コダンポン）への道のりは、さすがにわかりやすくハイカーさんもたくさん歩いています。北門から約1キロほど離れたところにある姑堂峰は、金井山の最高峰で800ｍほど。昔から釜山を守る鎮山と言われ、市民から愛されている山なのだそうです。

霧にまみれて、真っ白な木の階段を登っていきます。ここまででも、かなり疲れてヘロヘロです(*_*)あと200m程登ると思うと・・

カトレア

何故、最初にケーブルカーに乗らなかったのか？

カゲレア

どうして、まともな地図を入手してこなかったのか？

頭の中に、タラレバワールドが広がります(笑)

たぶん、この階段はとても見晴らしがよいはずです(笑)　高所恐怖症の人には恐ろしい道だと思いますが、高所恍惚症な私には標高とともにテンションが上がります(´艸｀*)

最高峰の姑堂峰（コダンポン）ピークポイントに到達！標高は801.5mです！さすがに人がたくさんいて、石碑前は写真渋滞・・。

滑る岩の上を、強引な韓国人達が我先にと登っている姿をみてカトレアwith姑堂峰は諦めました(・へ・)

目的を果たしたので、次は下山ですが方向がわかりません(笑)　リンゴを食べて休憩していた人にノートを見せて、指さし確認して山を下ります。

梵魚寺（ポモサ）方面へ下山

階段を下って、梵魚寺（ポモサ）を目指します。ハングルでは범어사と書きます。ヒワイでＨな口と覚えます(笑)

やっぴこさん

韓国5代寺院として数えられる梵魚寺を、そんな覚え方してはいけません(笑)

今回は4つの大門のうち南・東・北と3つを通りましたが、行かなかった西門は唯一渓谷に建てられている門なのだそうです。

木の階段が終わると、ゴツゴツした岩の道になります。雨はあがりましたが、岩が濡れて滑るので怖かったです＾＾；

北門から梵魚寺まで2㎞ほどの山道で、綺麗な川沿いをくだります！水のせせらぎが癒しを与えてくれて、下界が近いことを知らせてくれます。途中で紛らわしいトラップ石碑がありますが、スルーしてまっすぐおります。お寺っぽい建物が左手に見えてきました(´艸｀*)

梵魚寺（ポモサ）に到着！とっても大きなお寺で、ここまではバスでも来られるので観光客でにぎわっていました＾＾

梵魚寺（ポモサ）とは？

新羅時代の文武（ムンム）王18年、西暦678年に唐（中国）から帰国した義湘（ウィサンン）大師によって、国民の思想を強化するために建てられたと言われています。しかし、1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵（文禄の役）の時にそのほとんどが焼失したため、現在の建物は1614年に再建されたものになっています

梵魚寺（ポモサ）

住所: 釜山市（プサンシ）金井区（クムジョング）青龍洞（チョンリョンドン）546番地
住所(韓国語): 부산시 금정구 청룡동 546번지 / 부산시 금정구 범어사로 250
料金: 入場料無料。
ホームページ: www.beomeosa.co.kr/

広大な敷地なので、ここだけでも充分観光を楽しめそうですが・・すでにクタクタだったのでスルーします。お寺付近までくると、売店やコンビニもたくさんあります。カフェや飲食店もあって、観光地らしい雰囲気に。

カトレア

お腹が空いていたので、コンビニで辛ラーメンとゆでたまごを食べました。

カゲレア

韓国ビールで、お疲れ様の乾杯(^^)/

まだここから、地下鉄の梵魚寺（ポモサ）駅まで2.6kmの下りがあります。小腹を満たした後は、駅を目指します！

釜山でも、紫陽花をみることができました＾＾駅までは、車道に沿った歩道があるので一気に走って下ります。

地下鉄一号線の梵魚寺（ポモサ）駅は、釜山駅まで乗り換えなしで行くことができます。ホテルまで地下鉄で帰って、トレッキングは終了ニダ！　道に迷ったり、間違えたりしたこともありますが・・

カトレア

往復で6時間強かかりました！

カゲレア

とっても疲れたけど、無事にピークまで辿り着けて良かった！

やっぴこさん

最後に、今日の行程をおさらいするニダ！

まとめ

金井山（クムジョンサン）へのルートは・・

という、バスやケーブルを使わない徒歩6時間強のコースです。山を登るのはちょっと・・という人はケーブルで金剛公園(クムガンコンウォン)～南門（ナンムン）へ行くことも、温泉場駅からバスで登ることもできます。

寺院が好きな人は、梵魚寺だけでも充分観光を楽しめます！地下鉄梵魚寺駅からバスもでていて、タクシーでも約１０分（5000ウォン程度）で行くことができます。